薄暗い書庫、そこが私たちの逢瀬場所―…本の森で交わされる優しい悦楽 (ページ 2)

「あ、俺のお願い、聞いてくれたんだ」

タイトスカートの上からお尻を撫でて、カイ君が喜ぶ。

「まぁ、これくらいなら…」

下着を穿かずに仕事をして欲しいと言われ、私は素直に従ってしまった。

「ねぇ、そっちのハシゴに登ってみてよ」

言われるまま書架にかかるスチールのハシゴに登る。

「あと一段、上に。そう」

カイ君が床に膝立ちになって、私のスカートの中を覗いた。

「やらしい眺め」

「カイ君、変態っぽいよ」

「ノーパンで仕事してるリコさんに言われたくないな」

「それは、カイ君が…っあ」

すでに湿っている場所に、カイ君の舌が被さった。

熱い舌は溢れる雫を一滴も逃すまいと、密着して動く。

「ふ…っ…」

「垂れてきた」

太ももを流れる蜜を、カイ君の舌が追って捕まえた。

「カイ君っ…もう、この体勢、辛い…」

ハシゴに縋っていても、足の震えは抑えきれない。

「じゃあ、こっちに来て」

カイ君が本棚の陰に私を連れ込んだ。

小さなスツールに腰かけたカイ君がジーパンの前を寛げる。

「勃ってるね」

私は跪いて、カイ君の分身を握った。

「リコさんの舐めてたら、こうなっちゃった」

照れ笑いを見せるカイ君が愛しい。

私は引き寄せられるように、分身を口に入れた。

「ぅ…リコさんっ…いきなりしたら…」

「さっきのお返し」

硬いカイ君の分身が、口内でびくんびくんと脈打つ。

「待って…リコさん、出ちゃうから」

「出していいよ?」

「やだ。リコさんの中で出したい」

甘えた言い方で、おねだりされると弱い。

「ちゃんとゴム、つけるから」

ね?と言いながら、カイ君は私を抱きしめる。

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