いつ誰がくるかわからない屋上で、彼氏に無理矢理犯される私。駄目だとわかっているのに気持ちよくて、いつも以上に濡れてしまう… (ページ 2)
「最低ね…そうやっていい子ちゃんぶって…だけど、こういうの結構好きなんじゃないっすか」
「ひゃんッ…や、やァ…っ」
きつく胸を掴み、時折優しく、まるで私という玩具で遊んでいるかのような井沢君の手つきに、翻弄され、嫌でも感じてしまう。
「麻里先輩、俺があんなシーン見て…何とも思わないとでも思ってんすか」
「え…ッ痛……井沢君っ、痛い…ッ」
胸を強く揉んでいた方の手を私の制服のスカートの中へ入れ、下着の上から濡れた膣口へ指が差し込まれる。
途端、指で圧された布が膣口の中で擦れ、痛みが走る。
「これぐらい、どうってことないでしょ。これは…俺以外の野郎と話した…お仕置きっす」
「っああん…や…抜いてよォ…っ」
柔らかい生地の下着は蜜でぐちょぐちょに濡れ、はじめは擦れるだけで痛んだ私の膣口の中で、今度は奥まで指が到達しないもどかしさを与えてくる。
「んなこと言って…だんだん濡れてきてんじゃないっすか…アンタ、本当に淫乱だ」
「あッ…んぅ…っは…あァ…ッ」
こんな屈辱的な情事があっていい訳がない。
だけど、膣口へと侵入する下着と指の間からは普段以上の蜜が溢れ、脚はがくがくと震えてしまう。
「麻里先輩…アンタ、エロ過ぎっすよ」
私のすぐ傍で少し息を荒くして、井沢君が膣口から指を抜く。
その顔は私ほどじゃないけど、今の状況、私の顔に興奮しているように思えた。
そのまま、井沢君の手は私の下着を勢いよくずらす。
「ッ…ま、待って…井沢君、ァ…っ」
「だから、待てと言われてやめるような男じゃねェっすよ俺は…ッ」
今ここで挿入を許しては私自身の身体がおかしくなってしまうと、反射的に井沢君の身体を押し退けようと手が伸びる。
だけど、その拍子に壁に着いていた手が離れ、バランスを崩しそうになる。
身体が傾いてしまった私の身体を井沢君が受け止め、そのまま挿入された井沢君のモノを私はすんなりと受け止めてしまった。
「っひあああッ…あ、ああっ…」
指とは違い、硬く、熱い井沢君のモノに、ここが屋上ということも忘れて私は悲鳴にも似た嬌声を上げる。
その途端、締まった私の膣口の中にある襞が井沢君のモノに絡みつき、今度は井沢君が苦しそうに呻いた。
「もっと…聞かせてください、よ…っ、麻里先輩の声…」
「んんあッ…井沢く…ああ…ッ」
容赦ない出し入れを繰り返すたびに私の身体は壁に打ちつけられる。
だけど、その痛みがなければ頭がおかしくなってしまいそうで、背中に与えられる痛みですら今は私の支えとなる。
「どんな野郎と…何してたって、麻里先輩は俺のっ…モンっすよ」
「はァっ…んっ…、ひゃうッ…」
身体を揺さ振られるたびに井沢君のモノは私の最奥を突く。
何度も何度も私の身体をびくびくと痙攣させ、私の絶頂が近いことを知らせる。
「やべ…出そう…っ」
「あッ…駄目ェ…っ、待って…ッ」
私の膣内が痙攣する度に纏わりつく襞に井沢君にも限界が近づいたのだろうか。
井沢君が発した言葉にきつく閉じていた瞳を開けると、苦しそうに唇を噛む井沢君の顔が見えた。
「アンタが悪いんすよ、麻里先輩…っ」
「やァっ…中、は…嫌…っ」
普段、絶対に中には出さない井沢君が今にも私の中へと欲を吐き出そうとしている…。
必死に中への射精を食い止めようと、井沢君の身体を押した瞬間に井沢君が口端を吊り上げ、次の瞬間、身体をぶるっと震わせた。
「っ…出る…ッ」
「駄目…駄目ェっ…んあああッ…」
熱く、迸る井沢君の精液をお腹の中で感じ、それが最奥まで届いた瞬間、私の身体が縮まり、頭の中が真っ白になった。
「ね…井沢君…」
「…俺、謝んねェっすよ…」
何分…否、何十分気を失っていたのだろうか…。
気づいた時には衣服の乱れも直り、膣内の精液もすっかり拭き取られていた。
それがすぐ傍にいる井沢君がしてくれたことだとわかっているからこそ、私は起き上がり、井沢君の背中へ額を預けた。
「井沢君が機嫌悪いのって、あの先輩のせいだよね…」
元々独占欲の強い井沢君ではあるが、さらに機嫌が悪かったのは、私に好意を抱いているらしい私の先輩が今日に限ってしつこく絡んできたのも原因だったと思う。
「毎度毎度、何なんすかあの男…胸糞悪い…」
悪い先輩ではないのだけれど、私と井沢君が恋人同士だと知ってから、井沢君を見ると急にわざとらしく私の肩を抱いて話しかけてきたりする。
私も私で、先輩に対してやめてと言うことができないのも問題なのだけれど…。
「…俺だって不安になるんですから…」
「でもさ…私は井沢君しか好きじゃないからね」
私の言葉に耳まで赤くなった井沢君の背中を見て、思わず私は笑ってしまった。
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