社交辞令にも嫉妬する彼に媚薬を飲むように強要されて為す術もなくイかされ続ける (ページ 2)

捲し立てるように言葉を投げ付けられ、差し出されたのは、小さな小瓶で。

「甘くて飲みやすいよ」

イヤイヤと首を降る私に、涼は更に低い声で、「あんまり僕を怒らせないで」そう呟いた。

そんな涼に逆らうことが出来ず、ゴクンっと飲み込んだその液体が身体中を掛け巡っていくのを感じながら、今から自分がどうなっていくのか、ただ不安だけが私を支配していった。

嫉妬心の塊になってしまった涼に逆らうことは許されない。

涼は、私に他の男の人が近付く、ただそれだけでこんな風に変わってしまう。

…異常。

そう言ったらそれまでだけど、それでも私は涼のことが好きんだ。

ドクンッと大きく身体が疼く。

「あ、はぁっ….」

息が荒くなって、身体が火照る。

「雅ちゃん、僕のこと、好き?」

耳元で囁かれるだけで、身体が痺れた。

「す、き…好き、愛してる….」

熱く熱く絡み合う唇。

涼が今から私を激しく抱いてくれる…そう考えるだけで私の茂みの奥からいやらしい蜜がジュクッと溢れだした。

それなのに、涼が発した言葉は私の望んでいるものではなくて。

「だったら、ほら、一人でして見せてよ」

ガーンっと頭を殴られたような衝撃。

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