唯一見下されても怖くない幼馴染に突然部屋に連れ込まれて…独占欲で関係が動く時 (ページ 2)
「今日上がってく」
「え、うち今日散らかってるよ?」
「別にいいよ。とにかく上がらせてもらう」
「透?なんだか今日おかしいよ」
「……いいから!」
いつもと違う雰囲気に押され、玄関の扉を閉める。
タイミングが良いのか悪いのか、ちょうど親もいない。
それを知ってか透は少し強く私の手首を掴むと、私の部屋のある二階への階段を登っていく。
私の部屋に入ると、肩を掴まれ壁に背を押し付けられた。
透の何を考えているか分からない目に動揺する。
「きゃっ!…ちょっと透、待って!」
「優佳、最近毎日俺のこと彼氏じゃないって友達に否定してるけどさ、本当にこのままでいいの?」
「いいのって、…だって私達ずっと幼馴染だったじゃない」
「……俺は、この関係がずっと嫌だった」
「透…!待って!」
透はそう言うと、私の膝の後ろに手を入れ、軽々持ち上げてベットに下ろす。
そのまま透のキレイな顔がすぐ目の前に近づいてきて、こんな状況なのに胸の高鳴りが抑えきれない。
「優佳を誰にも取られたくないんだ」
次の瞬間、強引に唇を押し付けられるた。
されるがままに、何度も角度を変えて押し付けられる柔らかくて熱いそれに翻弄される。
息を吸うのに口を薄く開けたと同時に舌がぬるりと進入してきた。
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