強く濃く叶わぬ想いをぶつけるようにキスマークを付けあって…禁断の愛 (ページ 3)

まさか、部長が私にそんな証を付けるなんて思わなかったので、くすぐったくて嬉しい気持ちが湧き上がってくる。

二人、一糸まとわぬ姿になって、互いの素肌に指や舌を思う存分這わせていく。

決して私のモノになることのない借り物のカラダが、私のキスで愛撫で甘い吐息を漏らすのが嬉しくてたまらない。

彼の熱が溜まった、一番感じるトコロを口に含む。

熱くて、堅くて、彼の匂いがする。

夢中になって舐めていると、私の膣にも彼の舌が触れた。

じゅるじゅるといやらしい音を立てて溢れる私の愛液を舐めとり、指先で肉芽をこねまわす。

「あ、――っはぁんっ」

耐えられず、彼のモノを口から出して喘ぐ。

それを待っていたかのように彼は私の上にのしかかると、手早くコンドームをつけてとろとろに溶けている私のナカに肉棒を突っ込んだ。

お腹の中が、彼のものでいっぱいになる。

気持ちよくて、それだけでイっちゃいそう。

そんなに一生懸命動かなくてもいいいのに、って言うと、彼は一際色気のある淫靡な笑みを浮かべた。

「君の乱れた姿が、たまらなく好きなんだ」

その声だけで身体は感じて、膣が引き締まり、ギュッと彼を締め付ける。

途端、彼も切なそうにその表情を歪めた。

――私も、その表情がたまらなく好きですよ、橋場部長――

声に出すのは恥ずかしいので、しがみついて噛みつくようなキスをした。

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