ロッジデートで目の当たりにした年下彼氏の覚悟に溺れる恋

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ロッジデートで目の当たりにした年下彼氏の覚悟に溺れる恋 (ページ 1)

10歳年下の彼と今日は初めての外泊。

10歳差ということもあって裕くんから告白をされたときはからかわれていると思って断っていた。

でも、度重なる猛アタックに根負けし付き合うことに。

しかしお互い仕事が忙しく、なかなかデートの時間がとれない日が続いていた。

そんなある日、2人揃って連休が取れそうな日ができた。

「菜緒さん、森の中のロッジでバーベキューしませんか?キャンプだと色々用意とか大変だけどロッジなら調理器具とか揃ってて便利だし、気軽に楽しめますよ」

共通の趣味であるアウトドアを絡めたデートを提案された。

ニッとする裕くんの笑顔がまぶしい。

あぁ、私この笑顔に弱いんだよなぁ。

未だ自分が彼と本当に恋愛をする気があるのか、イマイチ自信を持てないまでも私はこの誘いを受けた。

森を散策した後、食料の買い出しをしてロッジへ。

思っていた以上にロッジはきれいで素敵だった。

ロッジのテラスでバーベキューを楽しんで、後片付けをしながら交代でお風呂に入った。

まだ朝晩の気温が低いためロッジの中では暖炉の火が暖かに燃えている。

暖炉の前のソファーでくつろぐ。

炎の程よい暖かさが心地いい。

眠気を誘う。

「菜緒さん。はい、ココア」

「ん。ありがとう」

ソファーに2人で仲良く座りココアを飲む。

「ふふ、おいしい」

裕くんが、じっと私の横顔を見つめてくる。

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