イケメン上司に連れ込まれた薄暗い資料室、溢れ出す蜜音と淫靡な吐息 (ページ 2)

部屋の電気は消え、明かりは小窓から漏れる月明かりのみ。

「お前、最近綺麗になったって他部署の男からも評判だぞ。デートに誘われてるんじゃないか?」

「……そんな評判聞いたことないですよ……」

実は最近、同僚の男性から頻繁に食事に誘われている。

どうやら課長はそれを知っているらしい。

「それより青木課長……、なんか企んでます?」

「……こんなこととか?」

抱きしめられ、ちゅっ、と軽めのキス。

「最近忙しくて週末もなかなか時間が作れないし、会社では魅力的な餌を前にお預け状態だし、完璧主義な俺だって、禁欲生活も限界だ。」

がっちりホールドされ、今度は食べられそうな勢いでキスをされる。

「ん、ん、ん」

青木課長は珈琲の味がする。

キスに酔ってしまい、ぼーっとした頭で顔を見る。

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