彼からの気持ちいいクンニで、声を押し殺していたことも忘れて、身体中がとろけてしまいそうになる (ページ 2)
「とろけた顔しちゃって…気持ちよかったんだな、花梨」
「だ、だって…っ」
恥ずかしくなった私は意地悪く笑う隆を睨むけど、隆は相変わらず意地悪な笑みを浮かべたままだ。
「くくっ…照れ隠しの顔も可愛いけどな…そろそろ俺も我慢できないみたいだ…」
隆は肩で呼吸を整える私をリラックスさせるように髪を優しく撫で、呼吸が落ち着いたのを確認すると、いきり立った自身のモノをゆっくりと私へと挿入させた。
「ああッ…く…ふぅっ…」
「ッ…きつ…」
私の膣内に隆の大きいモノが入り、私は感嘆の声を上げる。
一方の隆は達したばかりの私の伸縮する膣内の狭さに顔を歪めた。
「ッは…はぁっ…あぁッ…」
先ほどの丁寧な愛撫から一転、隆は最初から激しく私を揺さ振り腰を振る。
その度に私は堪えきれず喘ぎ、蜜壷からは再び愛液が溢れた。
「あァんっ…ひぁっ…あぁッ」
私にはすでに声を我慢する余裕はなく、部屋中に声が響き渡るけれど、それを止めるという考えは私の中から消え失せていた。
「ふぅッ…んぁあっ…あっ…」
私は激しく何度も何度も突かれながら、ベッドが軋むのを耳で感じ取る。
窮屈そうに膣内を動き回る隆のモノは容赦なく最奥を突いてくる。
「ああッ…ま…またイッちゃうっ…」
「ッ…今度はっ…一緒にな…っ」
互いの絶頂が近づくと、隆はさらに腰を強く振り、自身のモノを私の天井に擦りつけた。
「あ…ァあっ…あぁんッ」
「ッく………っ」
互いの身体が激しく揺れ、私が最も感じる箇所を隆が突いた途端に、私たちはほぼ同時に絶頂を迎えた。
「あぁッ、もうっ…ここにも跡ついてる…ッ」
「おー…見事な紅い華…」
情事の後、鏡台で自分の身体の跡を確かめていた私が軽い悲鳴を上げると、隆はいつものように落ち着いた様子で返答してくる。
「何呑気なこと言ってるのよッ、明日仕事なのに…っ」
「バレたっていいじゃないか。激しかったーとか言っとけば…実際そうだし」
焦る私にひょうひょうと隆が言ってのける。
何も言い返せない私は顔を真っ赤にして隆を睨みつけた。
「それに、跡が残ってる間は俺のこと忘れないだろ」
気づけばベッドに座っていたはずの隆は私の後ろにいた。
そのまま私を抱き締めて、鏡に映った私と目が合うと、隆が小さく笑った。
「…跡、消えたらどうするのよ」
「消える前にまたつけるよ」
隆は余裕顔で私の首筋に顔を埋め、再び私の首筋に吸いつく。
今度は少し強めに、私の首筋に自分のものである証を付けた。
「ッ…もうっッ…変態っ」
はぁァ、と軽く溜め息をついてから、諦めた私は隆にもたれかかった。
「俺の気持ち、消すなよ」
そんな隆を見つめながら、早く跡が消えて、隆がまたつけてくれたらいいのにと私は密かに思った。
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