副業ではじめたのはアロママッサージのアルバイト。常連のイケメンおじさんといい感じになっちゃって……? (ページ 4)
「んんっ……!」
そして、それを見せつけるように舌先で転がし、手は私の秘部へ潜り込む。
恥丘を大きな指でわけで、指をナカに埋めた。
「あぁ、欲しいっておねだりするだけありますね。もうこんなにぐちゃぐちゃだ……。狭いのにとろとろ愛液がこぼれてきますよ。そんなに入れて欲しいんですか?」
渋谷さんはきゅうっとクリを摘まみ、人差し指と中指で挟むように擦る。
「ああっ! だめ! だめっぇ! イクっ……!」
びりびり痺れて、奥まできゅんきゅんしているのが自分でもわかる。
「挿れますよ……」
渋谷さんは、私の足を大きく開かせた。そして、キスと一緒に、渋谷さんが潜り込んでくる。
「ああああっ!」
優しく、でも圧倒的な質量。
内壁をえぐる熱さが、ゆっくりだからこそじっくりと私を快楽へ誘う。
「芽衣子さん! すごい……締め付けすぎッ……!」
「ふあっ! だって、渋谷さんの……きもち、い……」
入れられただけなのに。
私の中が、もっともっとって渋谷さんにねだるように動いてしまう。
ずんっと一際深く、渋谷さんが突いてきた。
「ああああ!」
「もうイきそうですか?」
「うん、気持ちい……あん!」
奥をしつこくぐりぐりとこねくり回され、快楽に膣が収縮する度、びくびくと生き物見たいに痙攣する幹の太さが伝わる。
「芽衣子さんの中、もっともっとって吸い付いてきて……気持ちいいです……あぁ、クリ、腫れてますね……。してほしいですか?」
渋谷さんは意地悪な笑みを浮かべ、私のクリを指先でくりくりといじめる。
「ああああ! だめだめだめぇ! イっちゃう!」
再び奥をぐりっと押し上げられた時。
すぐそこまで降りてきたなにかにさらわれるように、私は激しい刺激に身を委ね、渋谷さんが中で弾けたのを感じた……――。
*
「……店長、今なんて言いました?」
「えーっと……あのね。その……先週芽衣子ちゃんに渡したアロマなんだけれど、あれね、その……媚薬だったみたいなんだよねぇ……あは……あはははは……」
気まずそうに眼を逸らす店長。
私はそれを聞き、膝から力が抜けていくのを感じる。
(……媚薬、媚薬って、まさか、そんな……)
結局渋谷さんとは一回では済まなくて。
早退した私は渋谷さんと朝まで意識が無くなるまで身体を重ねてしまった。
その後お互いどうかしていたという事で、でも合意だったのは間違いなかったので連絡先を交換して別れたのだけれど……。
「まぁ、芽衣子ちゃんの相手が渋谷さんでよかったよねぇ。渋谷さんなら変な事されなかったでしょ? しかもあの日すぐ早退したからなんともなかった……よね?」
「えっと……まぁ……」
変な事はむしろ私からしたし、なんともなくなかったけれど、正直に言えるわけがない!
無言を何故か肯定と捉えたのか、店長は続けた。
「あ、今日も渋谷さんからご指名きてるよ! 今日はあのアロマを使わないようにね!」
どくん、と。
心臓が高鳴る。
熱くなる身体……あの日の衝動は、本当に媚薬の効果だけ、だったのだろうか。
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