家族に聞こえちゃう…義理兄と別室で隠れてする背徳セックス (ページ 2)

「もう、濡れてるだろ」

「やっ」

恭一さんの言うとおり、私はすでに、とろとろになっていた。

「サエちゃん、もっと濡れろ」

恭一さんは私をおとせると確信したらしく、頬を両手ではさみ、くちびるをうばってきた。

「ん、やぁっ…」

いやと言いながらも、優しく激しく絡みついてくる舌から、逃げられない。

「あぁ、もう後戻りできないくらい間違っちゃったな、サエちゃん」

「はぁっ……恭一さん……」

ずっとためてきた『好き』があふれる。

暴走する義兄の手を、止めることができない。

「恭一さん、ん、んぅっ」

「いい声だ。キミ、俺のことが好きなんだろ?知ってるよ」

シャツの中に手が入ってきた。

「いやぁっ。だめっ」

「本当に、やめちゃっていいの?」

恭一さんが、甘い声で、ひどいことを言う。

「うぅ、いじ、わる」

好きだけど姉の旦那さんだ。

続けてほしいけど、続けてなんて言えない。

どうしていいか判らず、涙目でにらむと、恭一さんは私の髪をなでてくれた。

「かわいいよ、サエちゃん」

「からかってるの?」

「ごめん。かわいくて、ついいじめちゃった」

「うそばっかり」

「本当だよ。サエちゃんはかわいい。ずっとずっと、かわいいって思っていた。ずっとずっと、隠してきた」

シャツの下にもぐりこんできた恭一さんの手は、あっというまにブラをたくしあげ、敏感になりすぎた胸の先端を、指先で転がしてきた。

「ん!!」

さわるかさわらないかのその愛撫があまりにも気持ちよくて、声を殺すのが大変だった。

「ほしい、サエちゃん」

「ぁ!ん!」

手で口をおさえ、止まらない声を一生懸命おさえる。

こんなところを誰かに見られたら、大変なことになってしまう。

「んぅう」

必死で耐えていると、恭一さんが、力強く、私の手をにぎってくれた。

「かわいいよ」

言いながら、空いているほうの手で私の下着をするりとおろした。

「早く、ひとつになろう」

「ひとつ!?だめ!そんなの、だめだよぉっ」

「大丈夫。避妊はする」

「そうゆう問題じゃなくって」

「ほら、これ、財布にいれてあるんだ」

「でも」

「いっしょに、最後まで気持ちよくなろう」

「…最後まで?」

「そう。二人でイクまで、だよ」

「はぁっ」

恭一さんが、とろけるキスで、私を黙らせてきた。

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