揺れる移動販売車はクレープ屋さん。白い生クリームをたっぷり添えて (ページ 2)

すると、佐藤の手が美月の両の尻をつかんだ。美月は、いつものように体をかわそうとしたが、ちょうどトンボを回すところだったため、逃げ遅れた。

佐藤は、左手で美月のお尻をもみながら、スカートをまくり上げ、パンティの中にさっと右手を滑り込ませ、あっという間に中指を美月の体の中に押し込んだ。

美月の体は、思いもよらない衝撃でびくりと反応した。手元が狂い、トンボは大きく円を描いた。今度は破れることなく、生地は綺麗に広がった。

「おっ、いい感じ。うまく力が抜けたじゃないか。」

佐藤は、親指と人差し指をたくみに使って美月の脚の間のヒダを探り、クリトリスを見つけると、中指だけは美月の中に埋めたまま、つまんだり、こすったりした。

「あぁっ、いや。何するの」こんなキモ男に、大事な場所をいじられるなんて、あり得ない! 絶対にイヤ!

美月は激しく身をよじらせて逃げようとしたが、力では勝てない。佐藤にがっちりと体を押さえこまれ、脚の間をもてあそばれるうちに、しだいに体の中心から熱いものが、ほとばしるようにあふれ出してくることに気が付いた。ああ、なんなの、この感じ…トンボが床に転がった。

佐藤は、せこい男である。大事な商売道具が床に転がったのを見ると舌打ちをして、急いで美月の体から離れた。

トンボを拾い上げた佐藤は、クレープが焼けていることに目を留め、焦げないうちにと、へらでレンジ台からすくい上げ、デコレーション台へと移した。

商売道具も商品も無事なことを見届けると安心し、再度、美月の後ろに回った。

男の指によってもたらされた激しい快感に衝撃を受けていた美月は、体を起こすことも出来ず、いまだに続く脚の間の熱い疼きに身もだえしたままだった。

佐藤は、美月の尻を自分のほうに突き出すような姿勢にするとスカートをまくり上げ、パンティをとり去った。

「お待たせ。さっきはどこまで行ってた?」

佐藤は、美月の白く柔らかい丸い尻と、その間にある蕾がひくつくのを見て楽しみながら、右手の人差し指と中指の2本で蕾を突っつくと、下のほうにあるヒダへとすべらせ、ゆっくりとその中に入れ、抜き差しを始めた。

処女ではなかったものの、美月はあまり男性経験が豊富なほうではない。

男性が不器用に自分自身を入れては、すぐさま果てるだけのセックスしか知らなかった。

指をあそこの中に入れられ、出し入れされると、たちまち体は熱く反応した。佐藤の2本の指がいやらしく動くたびに脚の間は熱く濡れ、初めて知る快感に、頭をのけぞらせた。

体から力が抜け、床に倒れ込まないよう、必死にデコレーション台にしがみついた。

佐藤は、やがてズボンをおろすと、大きく膨らんだペニスを取り出し、美月の尻を両手でつかんで引き寄せた。入口に狙いを定めると、バックのまま、一気に美月の体を貫いた。

「ああっ、いやぁ…」

美月の抵抗は形だけのものだった。すでに体は意思とは関係なく反応し、ペニスを熱くくわえ込んでいた。佐藤は指でクリトリスを責めながらも、大きなペニスを深々と美月の体に押し込んでは引き、さらに奥まで深々と押し込んだ。

佐藤の大きなペニスが子宮まで届けと突っ込まれるたび、美月の体は跳ね上がり、頭の先まで電撃が走る。ペニスを取り囲むヒダは貪欲に絡みつき、さらに奥まで引き込もうとして自らを広げる。そして、ペニスが引き抜かれそうになるたび、嫌がって内側にとどめようとしがみつく。

体の奥のほうで起きている動きが、意思とは裏腹にペニスを咥え込んで離そうとしないことに驚愕しながらも、美月は襲いかかる快感にもだえ、あえぎ声が漏れないよう、歯を食いしばってこらえていた。

「あっ、まずい。イきそうだ。中出ししてもいい?」佐藤が切羽詰まった口調になり、耳元でささやいた。

「なっ、何? 中出し?」激しく悶えている美月には、ものを考える余裕などなかった。

何を言われたのかわからず混乱しているうちに、佐藤は大きなペニスを引き抜いたが、先端からは白いドロドロした液体が噴き出し、あたりに飛び散った。

「あのう、…大丈夫ですか?」

そのとき突然、柔らかい女性の声が上から降ってきた。美月は驚いて、反射的に顔を上げた。佐藤は、さっとしゃがんで美月の後ろに身を隠した。

「顔が真っ赤だわ。熱でもあるんですか?」

カウンターの向こうに、心配そうに美月の顔色をうかがう中年の女性の姿があった。

いつの間にか雨が降り出したらしく、傘をさしている。

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