恋人に振られた彼女を慰めていたら、転んだ彼女の脚の間に身体が入り込んで (ページ 3)
「奥、奥まで入れさせて、よ、……ね、お願い」
「……ここ、私、気持ちいい、の、……あぁ、すごい、……あぁッ!」
もう我慢ができなかった。
自分のいいところで腰を揺らす百合さんをぎゅっと抱き締め、俺は座り込んだまま思いっきり腰を突き上げた。
甘い声を上げた百合さんの中がぎゅっと締まり、根元が締め付けられ、あまりの気持ちよさに腰が止まらなくなる。
「あぁ、これ、すごい、気持ち、いい……っ、ね、さっきの、ぎゅってするの、やって、よ、……気持ちいいの、ここ、でしょ?」
ばらや百合、ラベンダーに菊やチューリップ、さまざまな花が咲き誇る中で彼女の身体を揺らしながら、奥を、浅い部分を擦ると、百合さんはすすり泣くように喘ぎながら、滝本さんと俺の名を呼んだ。
全体を揉むように締め付けられ、俺はむちゃくちゃに突き上げながら彼女の身体をぎゅっと抱き締める。
「ん、なに?……こっち?あぁ、これも、すごい……、いい」
「私、……私の名前、……紗奈って、いう、の……、ぁ、アッ」
「紗奈?紗奈さん?……ん、最高、紗奈さん……、大好き、もっと締め付け、て?」
「はぁ、アッ、んン、すごい音、する……、ぁ、これが初めて、とか、あぁ、あっ、もっと奥まで……っ」
「こう?あぁ、ここ、何かあったって、るよ、気持ちいい?紗奈さん、紗奈さん……っ」
名を呼ぶ度に百合さん――紗奈さんの中がもっとばかりに吸い付いてくる。
あまりの心地よさに唸り、店内を満たす甘やかな声に煽られながらひたすらに突いていると、びくっと彼女の腰が跳ねた。
もうだめ、と掠れた声をあげた紗奈さんの中がぎゅうぎゅうに締め付けて、細かく震える。
俺も吊られてとうとう達し、腹の底を撫で、全身をぞわっと駆けていった心地よい快感に煽られるまま彼女の身体を抱き締めて、しばし目を閉じた。
「……滝本、さん……、くん?」
笑って、目を開けた俺は紗奈さんの鼻先にそっとキスした。
「きっと、くん、かな?……えっと、その、……紗奈さん」
彼女の中はまだきつく締め付けて、震えている。
その最高の熱に浮かされながら、俺は紗奈さんのうっすらと濡れている目を覗き込んだ。
「付き合って、もらえたり、する、かな?」
ようやくお互いの名前を知ったばかりだ。
あと身体の相性が最高だとわかったが、それだけ。
断られる覚悟で切り出すと、彼女は俺をまた強く食い締めながら、もちろんとうなずき、優しく微笑んだ。
「私も、付き合ってくれると、嬉しい……」
「ん、すっごい嬉しい、けど、紗奈さん、そんなに、締め付け、たら……、ンッ」
「……だからもう一度、いい?」
熱っぽい声が耳元で囁いて、俺は真っ赤になりながらうなずき、彼女の身体をぎゅっと抱き締めた。
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