花屋で働く年下の彼がマーガレットの花束に込めた想い (ページ 6)

「ふ…ぅ、あ…そこ、だめ…」

行きついた先は、恥ずかしいくらいに蜜をまき散らす秘密の花。

膨らんだ淫らな蕾は避けて、カイ君の舌は蜜口や花びらばかりを舐める。

「カイ君っ…も、じらさないでぇ…」

「ごめんなさい。リコさんの蜜が美味しいから」

人懐っこい笑顔なのに、どこか意地悪なのは、きっとカイ君も欲情しているからだ。

そう思うと余計に蜜が溢れる。

「ここ、ピンクで夾竹桃(キョウチクトウ)みたいですね」

「ああツ…や、あ…!」

舌先が淫蕾を掠めた瞬間、びりびりと全身が痺れた。

「カイ、君…だめぇ…気持ちよすぎっ…ああ」

淫蕾に被さるように動く舌は、今までに感じたことのない快感を生む。

ねっとりとした舐め方は、じらすようで簡単に絶頂を引き寄せた。

「だめっ、いく、いっちゃ…ううぅ!!」

真っ白な世界に放り出されて、私はただ快感に身を委ねるしかない。

「リコさんのここ、もうぐちゃぐちゃですよ?」

花を優しく扱う指が、今は残酷に内側を暴いていく。

「俺のが入ったら、どうなっちゃうのかな」

言いながら、カイ君は分身の先端を蜜口に当てた。

まるでキスでもするみたいに。

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