密かに想いを寄せていた常連客から予想外のお誘いを受けて!?秘密のドライブデート

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密かに想いを寄せていた常連客から予想外のお誘いを受けて!?秘密のドライブデート (ページ 1)

とくん…と思わず胸が弾むのが自分でも分かった。

あの人だ。

深夜のコンビニに週2、3回は来て、弁当や缶ビールを買っていく。

…多分独身かな。

そうあって欲しい、という希望的観測も入りつつ、マユミは推測する。

すらっとした細身の身体にスーツがよく似合う。

いつも遅い時間に来る割にはくたびれた感じがなく、それにもマユミは好感を持っていた。

歳は自分より少し上で二十代後半くらいか。

すらりとした身体で色白の繊細な顔立ちの割に肩幅は以外と広くて、指も大きくて節ばっている。

そのギャップが妙にオトコを感じさせて、バイト中なのに、もし不意にぎゅっと抱き寄せられら…なんて妄想をしてしまう。

今夜も同じように弁当を買うのかな、と思ったマユミの目の前に彼が置いたものを見て、思わず動揺してしまった。

コ、コンドーム…

驚きと、それから淡い失望を隠しつつ、マユミは会計を済ませ、商品を彼に渡そうと手を伸ばした。

と不意に手首を掴まれ、さっと小さな紙切れを渡された。

「え…」

動揺しているマユミを残し、彼は去っていった。

残されたマユミが紙を見ると、

「バイト終わるまで外の車で待ってる」

と書かれていた。

「うそ…。」

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