恋愛禁止の国民的人気俳優と秘密の恋。会えない時間の中で積もっていく想い。全てを掻き消し交わる激しく甘い蜜なひととき (ページ 2)
『寂しかった、会いたかった、ずっと。言っちゃダメって思ってたけど、いつも思ってた…』
「よかった。小春ワガママ言わないから、そうやって素直に言ってくれるの結構嬉しい」
『仕事のこと理解してるつもりなんだけど、ちゃんと寝れてるのかな、とか…たまには私のこと思い出してくれてるのかなって…考えたりしてる…』
「小春のこと考えない日なんかないよ」
真っ直ぐ私の目を見て、手を取り、目を閉じて指先に優しいキスを落とす。
その仕草にキュッと胸が高鳴った。
「どうしたら小春の不安消してあげられる?」
『駅前に新しくできたクレープ屋さん行きたい』
「そんなことでいいの?」
『そんなのがいいの。そんな普通のことがしてみたい。でも、週刊誌とかに撮られたら亮の努力が無駄になっちゃうから無理だもんね…』
「俺が小春とのこと隠すの、俺の仕事のためじゃないから。交際が明るみになったら小春のこと傷付けるファンもいると思う。小春のこと本当に守りたいって思ってるから」
『そっか、そうだったんだ…。私、勘違いしてた』
「正々堂々と交際宣言しても周りが何も言わないくらい世間に認められる俳優になるから、それまで待っててくれる?」
『どうしよ、私…、今すっごい、亮とキスしたい、ギュってしたい…』
「しよ。でもそれだけじゃ終われないけど」
何度も唇を重ね合わせる。
私の寂しさを掻き消すように。
『んッ…』
「お願い、もう一人で泣かないで」
頭の後ろに回された手に、強く引き寄せられる。
甘いキスは次第に、深く官能的になっていく…。
角度を変え何度も、啄ばむように私の口内を犯す。
『んんッ…』
亮の手が、私の二つの膨らみを優しく揉んでいく。
『あ…っ、やぁ…、』
手のひら越しに伝わってしまいそうなくらいに高鳴る鼓動。
「可愛いよ、すっごく」
亮の愛撫に応えるかのように主張を始めた小さな蕾を、巧みな指使いできゅっと摘んで弄ぶ。
『ああんっ…やぁ…っ』
下に降りていく手が器用に下着をずらして入ってくる。
いつもよりも早急な行為。
『亮、まだ…早いよ』
「小春が可愛すぎて、無理」
指が差し込まれ、ぴちゃっと、水が跳ねるような音が聞こえた。
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