酔いが回ってトイレでうずくまっていたら合コンで目をつけていた彼がやってきて…

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

酔いが回ってトイレでうずくまっていたら合コンで目をつけていた彼がやってきて… (ページ 1)

誘われたコンパ、盛り上がる空間をそっと抜ける。

アルコールのまわりが早くて頭がクラクラして息苦しかった。

しばらくトイレでうずくまっていると扉をノックされた。

「大丈夫ー?」

声の主は一緒に飲んでた男の子の一人だろう。

さっき少し話したかも?なんて思っていると

「生きてる?もし平気なら開けて?」

優しい声。

一度、しゃがみこんでしまったら立ち上がれなくて困っていたし、回らない思考の中、鍵をあけた。

「あーぁ、酔っぱらいだ」

「ごめん、なさい」

改めて視線を向けると綺麗な顔をした人だなぁ、と再認識。

自己紹介の時、一応目をつけていたっけ。

「立てる?」

そう言って手を差し出してくれた彼に掴まり、立ち上がると足元が覚束なくてよろける。

スッと腰を抱いてくれたおかけで転ばなかったけど、顔が近づいてしまった事に気がつく。

慌てて離れようとしたけど、抱かれた腰は離れなくて。

「可愛い顔、してるね」

口角を上げた彼がそっと唇をなぞって来た。

コメント (0)

コメントを書く