大好きな幼なじみに肩を揉んでもらっていたら、だんだん手が胸の方に… (ページ 3)
「……駿に、いれてほしいなって、思ってるよ」
目を丸くした駿が、ほんとにいいの、と聞いてきた。
肯定の証として、自分から彼に口付ける。
舌を絡めていると、下の方からカチャカチャという駿がベルトを外す音が聞こえる。
待ちきれない。
脚の間がむずむずして、思わず両膝を擦り合わせてしまう。
再び脚を開かされ、ぬかるんだところに熱くて硬いものが当てられた。
早く入れてほしくて、お腹の奥がきゅんきゅんする。
駿がぐっと力を入れて腰を進める。
花弁をかきわけるようにして、肉棒がわたしの中に侵入してきた。
「んん……っ」
最奥まで先端が到達すると、駿はぎゅっとわたしのことを抱きしめた。
「ずっと、こうしたかった」
肩に顔を埋めながらそう言われて、一気に心も満たされるのを感じた。
動いてもいい?と尋ねられてこくこくと何度もうなづくと、駿はゆっくりと馴染ませるように抽送を開始した。
「んあ、は、ああ……っ」
「文、好き、文……」
「ああ、っ、わたしも、好き……!」
耳元で囁くように告白されて、必死に自分も想いを伝えた。
「すき、駿、すき、ああんっ」
好きだと言えば言うほど駿の動きは激しくなっていく。
腕の中に閉じ込めるように固く抱きしめられながら、激しく奥の方をえぐるように突かれて、気が遠くなりそうなほど気持ちいい。
駿は眉間にしわを寄せて、きゅっと唇を結んでいる。
整った顔が歪められていて、彼もわたしで気持ちよくなっているのかと思うとたまらなく興奮した。
「んんっ、あっ、きもちい、ああっ!」
「俺も、気持ちよすぎて死にそ……」
「やあ、あっ、あ、いく……っ!!」
目の前がちかちかして、駿の首に腕を回しながらわたしは達した。
それでも駿の動きは止まらない。
「や、まって、まって!!ああっ!!」
「止めれないって……」
「やあ、むり、またいく……っ!!」
「俺も……っ」
駿はずるりと男根を引き抜くと、痙攣しているわたしの腹筋の上に吐精した。
*****
「……ごめん!!」
身体を拭いて、服まで着せてもらった後、駿は頭を下げた。
「ほんとに、最初は肩揉むだけのつもりだったんだけど……文の反応見てたら、止まらなくなった」
でも、いれてほしいって言ったのはわたしだし、と思うものの、恥ずかしくてそれを言えずにいると、彼は両手でわたしの手を包み込んだ。
「順番逆になっちゃったけど、付き合ってほしい。ずっと、文のことが好きだった。本当に」
上半身裸のままでそう伝えてくる駿が愛おしい。
駿は少し不安そうにわたしの返事を待っている。
返事なんて決まっているのだけれど、なんて言ったら一番彼は喜んでくれるかなと、大好きな幼なじみを見つめながら考えていた。
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