イク彼女が可愛くてたまらないSな彼にローターで何度も… (ページ 3)
「あ、」
「そっか。かなこ、無理しなくていいよ」
「もー…」
はやとはいつも正直だ。
私の強がりも、受け止めてくれて。
いつもはすごく嬉しいんだけど今日ばかりは少しもどかしい。
私ははやとにぎゅっと抱きついて、顔を逸らした。
「うそ、気持ちい」
はやとは一瞬固まった。
そして私の背中をゆるりと撫でながら、へぇと囁いた。
「なんで嘘つくの」
「恥ずかしいから、です」
「また敬語だ」
私の体を優しく撫でまわしながらも、もう片方の手のローターを一番気持ちのいい部分に当てられた。
くる、と覚悟した途端、ローターのスイッチが入れられた。
「あっ、やあっ、ん、いく、」
「イって」
「あ、ああっ、ふぁ、あ、いったから、止めて……!」
全身がびくんと痙攣して、無意識のうちにはやとの腕をぎゅっと掴んだ。
「んー?ホントに?」
「ほんと、ほんとです、だから、お願い」
「また嘘なんでしょ」
「違うの、あっ、また、いっちゃう」
いつもと違うはやとと自分の身体に戸惑って涙が溢れてきた。
それでも敏感な部分に絶えず与えられる振動に感じて、嬌声をあげる自分がとても恥ずかしかった。
「かなこ、すごく可愛い」
「やだ、んっ、あ、また……んっ」
「ほら、イって」
はやとの声に何度も絶頂を迎え、そのまま意識を手放した。
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