旅の恥はまさに掻き捨て!マッチョな添乗員との禁断の夜に喘ぎ続けた私

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旅の恥はまさに掻き捨て!マッチョな添乗員との禁断の夜に喘ぎ続けた私 (ページ 1)

 奈美恵は三十五歳で離婚し、それ以来特定の男性との付き合いはない。愛だとか、恋だとか、そんな可愛いことを言ってられない現実を見たせいか、もう男なんていらないと本気で思っていた。

 子供がいない奈美恵は、休日に近場の観光スポットに一人で出かけるようになり、最近は自分の知らないことを経験する楽しさにどんどんハマっている。

 もともと、一人で旅行の計画をたてることも好きな奈美恵だが、色々な知識を教えてもらうこともアリだと思い、旅行会社のお一人様ツアーに申し込むことにしてみた。

 どうせ若い人はいないだろうし、バスに乗って名所に連れて行ってもらえるのだから、違った楽しみ方ができそうだ。

 数あるツアーの中から奈美恵が選んだのは、京都・滋賀のツアー。一泊二日で話題のスポットを訪れるという定番ツアー。

 京都には修学旅行で訪れたことがあるが、ほとんど記憶にない。大人になって見る景色はきっと違うはずだと、奈美恵は遠足前日の子供のようにわくわくしていた。

 秋晴れの週末、集合場所のバスターミナルでは、添乗員とバスガイドが迎えてくれた。

 奈美恵の後からも続々と人がやって来る。やはり老夫婦が多い。年配の女性二人組も何組かいて、学生時代に戻ったかのようにきゃっきゃっとお喋りをしている。

 奈美恵の隣は後ろから三列目で、隣の席は空いていた。窓側に座り、景色を楽しみながらゆったりと過ごせることは少し嬉しかった。

「おはようございます!」

 明るく元気な声でバスガイドが挨拶をする。まだあどけなさが残るガイドを見ると、自分の若かったころを思い出す。

 若いというだけでちやほやされていた奈美恵は、まさか自分が友人の中でも一番早く結婚するとは思ってもいなかった。

「今日はよろしくお願いします」

 添乗員の男性が、後ろの席へやって来た。

「こちらこそ」

 軽く会釈をした奈美恵は、その添乗員がよく見ると結婚前に憧れていた先輩に似ていることに少しドキッとした。

*****

 途中、サービスエリアでトイレ休憩の時間が組み込まれていた。バスからほとんどの参加者が降りるのを見て、奈美恵も外の空気を吸いに出る。

 ドアの隣にガイドと添乗員が並び、参加者へ時間を守るように促していた。

 奈美恵もふらっとお土産屋を物色し、何も買わずにバスに戻る。確か、十五分間の休憩だったはずなのに、バスにはまだ数人しか戻っていない。

 ガイドと添乗員が、まただ、という表情で腕時計を何度も見ている。

 奈美恵は席に戻り、二人の仕事ぶりを眺めていた。これが電車や飛行機だったらどうなっていることか。

 次々と慌てた様子の客が戻って来くる。それでも遅れて戻ってきたグループが、混んでいたなどと言い訳をしているようだ。

ー大変な仕事だな…。

 走り始めたバスの中は、ガイドと添乗員への同情の空気が漂っていたけれど、それぞれが楽しいツアーになるように気持ちを切り替えられるよう、ガイドと添乗員が盛り上げていた。

 そうこうしているうちに、バスが滋賀県に到着する。

 かるたの聖地や神社、有名な地元のお肉を堪能するプランだが、やはり神社参拝は神秘的で心が安らぐ。説明を聞きながらの散策も、歴史の勉強をしているようであっという間に時間が過ぎる。

 食事にも大満足し、一行はホテルにチェックインをした。

 素晴らしい眺めの部屋。チェックイン後は自由時間だが、この景色とお酒を堪能したいと思う奈美恵はホテルのバーに行こうか、ルームサービスにしようか悩んでいた。

 とりあえず、奈美恵はホテル館内をぐるっと回ることにした。同じツアーの人以外の観光客も多く、日本語ではない言語も聞こえてくる。

 ふと、ロビーで添乗員が資料を片手に電話をしているのが見えた。その横顔はやはり憧れてた先輩に似ている。

 長身で姿勢が良く、切れ長の目と高い鼻。少し大きな耳まで似ているなと思った。添乗員はまだ二十代後半に見えるから同一人物ではないけれど、世の中には似ている人が三人いるというのは本当なんだと思った。

 結局奈美恵は、一階の売店でスパークリングワインを買い部屋に戻ることにした。

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ぅひそっふ

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