仲のいい兄と妹のような私たち。でも恋人になった今、優しく抱かれて奥まで突かれて…

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仲のいい兄と妹のような私たち。でも恋人になった今、優しく抱かれて奥まで突かれて… (ページ 1)

「いずみ、可愛いよ」

「あっ…お兄ちゃ…」

「お兄ちゃんじゃなくて、名前で呼べよ」

「賢人、さん…」

抱きしめてくる彼の名前をおずおずと呼ぶと、お兄ちゃん…賢人さんは満足そうに笑った。

ずっと仲のいい兄妹のように育ってきた、お隣に住むお兄ちゃん。そんな彼に告白されて付き合いはじめてから一か月、初めて迎える夜。

両親が不在だから泊りに来る?と誘ったのは自分の方だ。けど、やっぱり緊張する。

「優しくするから」

「うん…」

彼の手が私の頬を撫でる。

まるで壊れやすい物にでも触れるみたいに、指先がそっと肌の上を流れていく。

それは兄が妹にするような力加減のものでは無くて、恋人にするそれで。私はますますドキドキとしてしまった。

「好きだ…いずみ…」

「ぁ…」

耳元で低い声が響いて、ぎゅっと抱きしめられた。

賢人さんの体はびっくりするくらい熱く感じられたけど、小さい頃ころを思い出して少しだけ懐かしい気持ちになった。

昔はいっぱいハグしていたのに、成長すると共に異性として意識し始めて、その手に触れるだけでドキドキするようになったのはいつの頃からだろう。

そんなことを考えていると、彼の手が私の髪を大切そうに撫でてきた。

気持ちよさに目を細めれば、その指が首筋から鎖骨、胸のあたりを撫でていく。

くすぐったいような感じがして、私はちょっと笑った。

「キスしよ?いずみ…」

「ん、ぁ…」

軽く唇を合わせただけで、心臓がドキッと跳ねる。

体温を確認し合うように何度も重ね合わせて、控えめに舌を絡ませ合うとだんだん息が乱れ始めてきた。

「ぁ…、賢人さん…」

「いずみ…、触るよ」

「んんっ…、ぁ…!」

服の上に、大きな手が這う。

そのままするりと入ってきた手が胸を撫でてくる。

優しいその動きはだんだんと激しくなり、私の乳房を少し強く揉みしだき始める。

そうされると、くすぐったいと思っていた感覚が、だんだんと別の感覚へと変化していく。

「ん、…賢人さん」

不思議な感覚に甘い息を溢すと、私のその反応を見た彼は嬉しそうに笑い、乳首に触れてきた。

くりくりと抓まれたり弾かれたりしているうちに、甘い声が出てしまう。

「ひゃん…、だめぇ…それ…」

「…かわいい声」

そう興奮する賢人さんの声に、ますます煽られる。

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