好きなのは私だけ…じゃなかったの!?嘘の理由で別れようとしたら突然拘束されて…! (ページ 2)
「っあ、ぁう、あ、ッぁああ♡♡」
ローションをまとった指でナカのいいところを甚振られて、指が三本収まるようになるまでじゅぼじゅぼと指を出し入れされて…そこまではまだよかった。
けれどもう挿入か、というところで彼は突然私の両胸にローターを貼り付け固定し、電マをクリトリスに押し付け、そのままナカを弄らなくなってしまって。
気持ちいい。気持ちいいけれどギリギリまで期待させられたナカがきゅんきゅんと疼くのに、彼はそんな私のことなど知らん顔でクリトリスにバイブを押しつけ続けてくる。
抵抗したくても私の両腕はネクタイに縛られたまま今はクロガネくんの手で私のおへその上に押さえつけられていて、碌な抵抗もできないまま腰だけが痙攣するようにへこへこと勝手に、電マにクリトリスを押し当てるように動いてしまって、そのせいでもう何度絶頂させられたかすら分からない。
「ぁッ、あっ、ッひ、ゃだ、やだやだやだっ!イぐ、また、イっちゃ、ぁ、ッぁあ、んぎゅ…〜〜〜ッッ♡♡」
パチパチと視界が白く弾けると同時、腹部の、恥骨から少しおへそ側に近づいた部分がきゅ〜…っ♡と物欲しげに蠢くのがわかったけれど、空洞を締め付けたところで欲は加速するばかりだ。
「っん、はっ…、もっ、やだぁ…!ナカっ、さびし…!♡」
止めてもらえない責め苦にそう訴えかけるが、クロガネくんは表情も変えずにこちらを見下したまま口を開いた。
「してほしいことがあるなら言葉にして『お願い』するものだろう」
「するっ、ん、ッする、から…っ♡」
「早くしろ」
理性がなくなっているわけではないが、恥だの外聞だの言っていられる範疇はとうに過ぎている。
私は喘ぎ混じりにはふはふと可能な限り呼吸を整えて、どうにかこうにか懇願を吐き出した。
「わたしっ、の、ナカに…ッ、クロガネくんの、っを、くださッ、いぃ…!♡」
跳ねる身体にローターと電マを押し付けられたままで吐き出した懇願は、しかしなぜだか彼の機嫌を損ねたらしい。
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