年下バーテンダーと媚薬を使ってワンナイトラブ。想像以上の興奮に大満足の私 (ページ 2)

 何も見なかったかのように、麻衣はソファーに座った。

「康介君予定なかったの?」

「はい、明日夕方にマジックの講習会みたいなのがあるんで、それまではゆっくりしようと思ってました」

「ごめんね。貴重な夜なのに」

「気にしないでください、麻衣さんとなら楽しいし」

 さらっと気分を良くさせる言葉を使うのは、さすがバーテンダーだと思う。康介はワインを開けて、麻衣に注いだ。

 赤ワインがまた麻衣を気持ちよく酔わせる。どのぐらいの時間が過ぎたのだろう。

 いつのまにか、二人の会話は下ネタに変わっていた。

「彼女と同棲すればいいのに」

「それはちょっと」

「なんで?毎日エッチできるじゃん」

「いや、俺の彼女淡泊なんで」

「だから、あんなラブグッズがあるの?」

「えっ?どれ?見たんですか?」

「うん。ばっちり。怪しい媚薬」

「麻衣さんも使ってるの?」

 急に康介がタメ口に変わった。その瞬間、不覚にも麻衣はドキッとしてしまった。そんな麻衣の一瞬の隙を康介は見逃さない。

 じっと麻衣の目を見つめて、もう一度聞いた。

「あういうの、使ってるの?」

「ううん…」

 麻衣は少し視線をそらして首を横に振る。

「使ったことは?」

「…ない」

「じゃあ、使う?」

「えっ?」

 康介が麻衣の唇を奪った。いきなりのキスに麻衣は驚き、ソファーにもたれかかってしまった。至近距離の康介があまりにもかっこよく、麻衣は凝視することがとてもできない。

 キスをしながらあっという間に麻衣の洋服を脱がし始める康介は、想像以上に力が強い。

 麻衣は康介の手を振り払うこともなく、されるがままになっていた。そんな麻衣の反応に、康介はどんどん手を進めていく。

 スカートのファスナーを下げ、左手をスカートの中に潜り込ませると、パンティーのラインに沿って太ももや下腹を撫でまわし始めた。

 そして、その手はすぐに股間に侵入してきたのだ。

「あっ…」

 思わずぎゅっと太ももを閉じようとした麻衣だが、康介の手がしっかりと挟み込まれている。

 割れ目をなぞり、指でぷにゅぷにゅと刺激を与えるのだ。

「ううっ…」

 ほんの少し康介の指がクリトリスに触れただけで、麻衣は痺れるような快感を覚える。

「こんなに濡れやすいんだったら、媚薬の必要ないね」

「だって康介君が…」
 
 荒っぽいのに、康介の指先だけ別人のようなのだ。そのテクニックは麻衣にとっては初めての体験だった。

「あぁん、あぁっ」

 お酒の力と、イケメンのバーテンダーとの密着が夢心地である。ブラジャーを外され、きゅっと尖った乳首を舐められだけで呼吸が荒くなり全身が満たされる。

 少しずつ膝を立て、康介の愛撫に陶酔していると、康介が奪い取った麻衣のパンストで右足を固定した。

「ちょっと!何なの…、やだ…」

 まだ自由な左足をばたつかせる。

「じっとして」

「い、いやっ…」

 またキスをして、乳房を揉みながら、麻衣から力を奪う。そして、どこからか手に取ったネクタイで左足も固定した。

「ふふっ、いい眺め」

 完全にM字開脚で固定された麻衣を、康介がニヤッとして見ている。そして、立ち上がると洗面台から小瓶を持ってきた。

「全然いらないけどね」

「待って…、どうなるの?」

「どうにもなんないよ」

 そんなことを言いながら、麻衣を見下ろす康介が全裸になる。

「あっ、毛が…」

「つるつるでしょ、俺」

 初めて見る男性の毛のない陰部。それは神々しくもあり、綺麗なのに卑猥さを倍増させている。今までの男性とは全く違うモノのようにも感じる。

 そして、反り方が強烈で芸術作品のようにも感じた。

「どう?」

「どうって言われても」

 緊張なのか恥ずかしさなのか、よくわからない感情の麻衣には笑う余裕がない。

「やばいやばい。麻衣さんのせいでソファーに染みができちゃうよ」

 康介が意地悪く言いながら、お尻の下にバスタオルをすっとひいた。まるでお漏らしをすることを防ぐような屈辱。

 このまま何をどうされるのか、期待と興奮で麻衣の体が紅潮し始めた。

 そんな麻衣を横目に、康介が媚薬を開けた。

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