友達だと思っていた相手に押し倒されました。二人の関係が変わる忘れられない夜 (ページ 2)
そのうちに翔太の手が足の方へと伸び、気づかないうちに露わになった太ももを撫でていた。
翔太が下着越しに私の蜜壺を撫でると、自分でも驚くほど濡れていることが分かった。
「よかった、濡れてる」
翔太はにっこり笑うと、私の下着を引き抜き、直接そこに触れた。
愛液を纏った指先で花芯を何度も撫でられ、中を広げて裏側からも同時に刺激されると、そのうち目の前に白い光が飛んだ。
「んんっっ…、んぁあっ!」
ぼうっとした視界で翔太の方を見ると、彼が自分の服を脱いでいるところだった。
想像より筋肉があり美しい身体と、想像より大きかった翔太のそれを見て息をのむ。
「入れるよ、瑠花」
翔太に一気に押し込まれると、それの熱と圧迫感を感じて息を漏らす。
翔太の身体に手を回し、彼の体に縋り付く。
翔太は幸せそうに私の顔をなぞり、唇に触れるだけのキスをした。
花芯や胸の蕾に触れながらゆるゆると腰を動かされると、快感が身体を巡っていく。
「翔太…っんん!」
翔太の名前を呼ぶと、腰の動きが突然激しくなった。
「瑠花っ…瑠花、」
翔太がぐっと唸り、私を強く抱きしめる。
最奥に感じる熱と与えられる快感に身を委ねながら、私も絶頂を迎えた。
私を抱きしめる力が弱まるのを感じると、翔太が私の顔を覗き込み、キスをしてきた。
「瑠花、俺のこと好きでしょ」
答えられずに翔太を見上げると、彼は不安そうにこちらを見ていた。
「いや、違う。好きだよ瑠花、俺はずっと好きだった。今日だって本当は瑠花の帰りを待ってたんだ」
そう言われてやっと気がつく。
一緒に宅飲みしていると思っていたけど、翔太は何も飲んでいなかった。
酔いに任せてこの状況を作ったのは、多分私の方だ。
「…好き」
恥ずかしくて小さい声になってしまったけど、そう言って翔太の胸板に口付けた。
身体を重ねて初めて友達だと思って押し込めていた気持ちに気づいた私は鈍感だったのかもしれない。
翔太に貰ったネックレスを使い続けたのも、こうして家に上がったのも、全部翔太が好きだったから。
じゃあ今から恋人だね、と言う翔太の声が聞こえる。
気づくと再び組み敷かれて、さっきよりも激しい行為が開始していた。
私達の夜はまだ終わらない。
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