童顔彼氏に可愛いと言い過ぎて、『お返し』の分からせえっちをされちゃう話 (ページ 4)

　
　ズンッ、と最奥まで一気に突かれた。目の前がチカチカと点滅して、遅れて今日一番の快感に襲われる。

「もう…ナツハは…ほんとに…」

　初めて見る、ハヤトの切羽詰まった表情。心なしか、お腹の中の質量が大きさを増したように感じる。

「ハヤト…あの、一回待っ──」

「ごめん待てない」

　余裕のない短い返事を皮切りに、激しい律動が始まった。上下の動きは思ったよりもずっと深くまで届いて、快感を逃したしたくても逃せない。
　
「あっ、もう無理…むり！　限界っ…」
　
「ナツハ…好き。ほんとに大好き」
　
　唇に荒々しいキスをされると、さらに動きが早くなる。私が何度目かわからない絶頂を迎えて間もなく、ハヤトも奥深くで果てたようだった。私を抱きしめたまま、呼吸を整えている。
　
　ふいに、お互い目が合う。照れくさそうに微笑みながら、私たちはそっと唇を重ねた。