大好きな彼と両思いなのはいいけど…こんなに束縛してくるなんて聞いてないっ♡ (ページ 2)
チャイムを鳴らすとすぐに出てきてくれた律は、ニコッと笑って出迎えてくれた。
「いらっしゃい。ごめんね、今日一緒に帰れなくて」
「ううん、いいの。今会えたんだし、全然OKだよ」
「ありがとう…、入って、晩御飯できてるから」
「作ってくれたの!?嬉しい!」
明日奈は、もしかして自分が来るからサークルも休んで夕飯の支度をしてくれてたのかなと思うと、ますます律が愛おしく思えた。
そして2人の時間は甘く過ぎていった。
シャワーをしている間も、なんだか明日奈はふわふわしていたのだ。
家にいると、普段できない大胆な甘え方ができてしまう。
むしろそれは律の方が顕著に出ていて、料理を盛る時ですら律は明日奈に後ろから抱きついてべったりだったのだ。
律は体格が大きく、華奢な明日奈を抱くとすっぽりと隠れてしまうほどだった。
外に居るときは明日奈の顔をじっと見て、ニコニコしていた。それも可愛くていいのだが、犬みたいで本当に愛が溢れる。
そんな愛しい律と今日、身体まで結ばれると思うと、ドキドキやら何やらで、心臓が飛び出そうだった。
シャワーから上がると、律はきれいなピンク色の飲み物を差し出してきた。
「お先でしたぁ…、これは?」
「特製のお茶。リラックスできるから、俺もいつも飲んでるんだ」
「へぇ…ん、いいにおい…」
「でしょ?これ飲んで寝ると、寝つきがよくなるんだ」
飲むと、ハーブのようなお花のような、独特な風味が鼻から抜けて、心地よい気分になる。
「…おいしい…」
「気に入ってもらえたみたいでよかった。俺も、シャワー浴びて来るね。適当にくつろいでて」
「うん、ありがとう」
そう言うと、律はシャワールームへと向かう。
明日奈はお茶をもう一口すすって、テーブルにあったテレビのリモコンを手に取り、なんとなく電源をつけた。
料理もできるし、何においてもスマートだし…、この先律とケンカをすることや不満を持つことはあるのだろうか。
あんなにカッコいいんだもん、きっとセックス経験も豊富だよね…。
…律は、どんな性癖を持っているのだろう。ちょっと強引なくらいがいいかもな…。
そんなことを考えていたら、なんだか急に体が火照ってきてしまう。
というか、なんだか本当に身体がじんじんと疼きはじめてきた。
「…っ、なに、これ…っ」
明日奈の身体は、少し汗ばんでしっとりとしてきた。
エッチなことばかり考えているからなのかもしれないと、試しに秘部を触ってみる。
「…っ♡んんっ♡」
明らかに自分の身体はおかしいと、思うよりも先に声が出てしまっていた。
秘部はトロトロに愛液が絡みついており、ワレメをなぞっただけでピクン、と自分の身体が跳ねてしまう。
おかしい、なんだかおかしいと思いながら、リラックスしようとお茶を飲む。しかし、疼きが止まるどころか、どんどん感度が上がっていく。
こんなところ律に見られたら、引かれてしまう。
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