好き過ぎる彼に抱かれて超絶幸せな彼女と、彼女をイかせて優越感に浸る彼のラブラブH (ページ 2)
腰をガクガクさせている紀穂に、耳元で囁きかける。俺のを深く咥え込んだ紀穂の中。ぽってりと厚く膨らんだ柔らかい肉壁が、俺のを圧迫してくるのが感じられる。
「んん、あぁ…」
紀穂はもどかしげに腰を突き上げて、俺の下半身に擦り付けてくる。必死に何かをこらえている表情が…想像以上に…え、エロい…。
「…待って…あぁ…、勇人、待って…!」
「…待ってるよ」
俺の返事が聞こえているのか、いないのか。紀穂は切羽詰まった声をあげながら、俺の背中に手を回してしがみついてくる。ヤバ、それ、締まるから…。
「…うぅ、だ、大丈夫? 紀穂…?」
「…あぁっ、あぁっ、あぁぁぁ…」
入れたままじっとしているだけなのに、突然、紀穂の手にくっと力がこもり、彼女の全身がクイッ、クイクイッ…と痙攣し始める。俺を奥に誘い込むように、中も繰り返し収縮する。
「やぁ、んん、あぁ…」
「…やっらし!」
「だってぇ…あぁ…あぁんん…!」
紀穂の痙攣はまだ続く。男みたいに一瞬じゃなくて、イキながら延々と喘ぐ女の子の気持ちよさって…どんなんだろ…。想像すると、言葉にならないいやらしい興奮で鳥肌が立つ。
乱れる彼女の様子を見下ろしながら、俺は、俺のモノで感じさせている、という満足感に浸った。
イッてる最中の姿、マジで…エロいわ…。
ようやく波が過ぎたらしい紀穂のはずかしそうな表情に、もっといじめたい、と思ってしまう。
「もうイッたの?」
わざと意地悪く聞くと、紀穂はこくん、と頷いた。その素直さが、さらに俺を煽るって、気づいてんのかな…。
「まだ入れただけじゃん」
「だって…ずっと待ってたから…」
…っくぅぅ! じゃ、待たせた分だけ喘がせてやるよ…と、それは口に出さないまま、俺はそろそろと腰を動かし始めた。
*****
紀穂と出会ったのは、大学時代にやっていた塾講師のバイト先だった。2人とも、高校受験を控えた中3っ子を複数、個人指導で教えていた。
教え方や、生徒から受けた相談のことなど、2人でよく話した。振り返ればあの頃から、紀穂のことを好きだった、ような気もする。
だけど当時は、お互いに付き合っている相手がいて。そんな話にはならなかった。
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