行きつけのバーの綺麗なオネエ店長が、実は狼だったなんて聞いてない。 (ページ 2)

また樹の唇が唯奈の唇を食む。舌を誘い出すように唇の内側を優しく撫でられると唯奈は自然と口を開いて樹の舌を受け入れた。口の中の気持ちい所を全て探るような舌の動きに息が上がり、もどかしくて唯奈は足を擦り合わせた。

「キスだけで、すごい濡れてるね」
「あぅ…言わないでぇ」

擦り合わせていた足を開かれ、樹の体が唯奈の足の間に入り込む。すり、すりと太腿を撫でていた手がそのまま唯奈のスカートの中に滑り込み、ショーツを撫でる。樹の指をしっとりと濡らす程の愛液に樹はにっこりと口角を上げて笑う。ぬる、ぬると薄い布に蜜を塗りたくるように割れ目をするとやがてショーツを押し上げる小さな突起が現れた。
樹はショーツを押し上げる小さな突起を爪先でツンツンと突く。それだけでじわりと薄い布は益々色を変えていく。カリカリと引っ掻いて、時折布で擦るように撫でると唯奈から甲高い声が漏れた。

「ひぁあっ！樹さんっ、そこ、だめっ、ぁあっ」
「触ってってぷっくり膨れてアピールして可愛いね。ふふ」
「あぅぅ、パンティ擦れてっ、ぁあ…んぅ」
「気持ちいい？すごい溢れてきてる。ほら、くちゅって音がするよ」

ぬちゅっ、くちゅっと下着が吸いきれない愛液が音をたてる。布のザラついた感触と愛液のぬめりにクリトリスを擦られると蜜があふれ出て唯奈はがくがくと腰を震わせた。

「樹さん…もぅ…ぁぅ…」
「なぁに？」
「っ…ん、ぁ…中も…」
「触っていいの？」

問いかけに唯奈はこくりと頷く。途端に指が一本、二本とゆっくりと差し込まれていく。ぷちゅっと蜜が溢れる音がする。女の人みたいに綺麗な樹の指は男性らしい太さと骨ばった節があって、それがコリコリと唯奈の弱い部分を掻いていく。

「ひぁっ、ああっ、そこぉっ！ぁあんっ…」
「ふふ、きゅぅって絞めつけてくれて嬉しい。ねぇ、唯奈…おっぱいも触っていい？」
「あ、ぅ…はぃ…どぉぞっ」

甘えた声で樹に言われ、唯奈は快感で力の抜けだした指先を何とか動かして自分で樹の前に胸を晒した。
ふるんっとブラジャーから零れ出た胸に樹は嬉しそうに笑う。

「綺麗ね、唯奈の胸。すごく美味しそう」
「あんっ…ひゃぁ…ぁ、あっ…乳首吸っちゃだめぇっ」

ぢゅっ、ぢゅるっと乳首を強めに吸われながら中を擦られると唯奈の頭が真っ白になっていく。
中をぐちゅぐちゅと穿る手と逆の手が空いている乳首をコリコリと捏ね、口の中も合わせるように歯で甘噛みをされる。

「イくっ、ぁあ、樹さんっ、イっちゃぅ…ぁあっ…ひぁ、あっ」

ビクッと身体が跳ね、唯奈は樹の指をぎゅぅぎゅうと絞めつける。ぽたぽたと蜜が樹の指を伝う程にあふれてしまい、唯奈は甘い痺れに揺蕩うように視界を揺らめかせ、ハッと我に返った。