義理の兄は彼氏と別れたばかりの私を、昔から好きだったと言いながら押し倒す (ページ 3)

「んっ! あっ…は、ぁっ…友紀くん、まって…あっ、あぁっ…」

覆いかぶさる形でソファに押さえつけられて、身動きが取れない。
そんな私の身体に触れてくる友紀くんは、女の子の一番大事なところを優しく撫でていた。
その指使いがとても繊細で、気持ちよくて、私は身体を震わせてしまう。

「ずーっと待っていたのに、これ以上待たされたら…おかしくなっちゃうよ」

耳元で友紀くんの声が聞こえる。
吐息が近くて、友紀くんの匂いがすぐそこにあって、身体が熱い。

いいのかな、こんなことをして。いいわけがない。友紀くんならいい。でも。
ああもう、頭の中がいろいろな考えでごちゃごちゃしている。
それでいて気持ちいいところを指で撫でられているから、余計に頭がふわふわする。

「友紀くっ…こんなのっ、だめ、だよぉっ…!」
「どうして? 美晴のココ、すっごい濡れてるよ?」
「あっ、やっ…ぃっ、ひぁんっ!」

少し奥の方を指のお腹で押されて、犬みたいな声が出てしまった。
くちゅ、くちゅ、と生々しくていやらしい音が聞こえる。

「ふふ、可愛い声」

友紀くんは、やっぱり私が知っている通りの優しい声で言う。
でもその指は、欲深い男の人のもので。
私の身体が欲しがっている快楽を的確に呼び起こして、身体の芯を熱くさせていく。

「ひっ、ぁっ…あ、あぅっ…友紀くんっ…んっ、んんっ…」
「そろそろ…いいかな」

だめだとわかっていても、女の身体である以上求めてしまうのだろうか。
大事なところに押し当てられる、とても熱い肉の塊を。

「大丈夫、ゴムはするしできるだけ優しくするから…」

そう言いながら、友紀くんは私の中へ来る準備を進めていく。
手際よくゴムを身に着けると、友紀くんはその先を私へとあてがった。
散々かき乱された私の身体は、受け入れるつもりでいるらしい。
気持ちはまだ決まっていないというのに。

「美晴…ごめんね、でも俺…止められないんだ…」

懺悔を繰り返しながら、友紀くんは体重をかけてくる。
私は小さく「あ」としか言えず、ただただ友紀くんを受け入れるだけだった。

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