罰ゲームで地味男に告白、彼は私が好きで私も彼の素顔にときめいちゃって… (ページ 4)
霧崎の顔が強張って、強引に後ろを向かせられる。
浴槽に手を付いてお尻を突き出した格好になると、お尻に霧崎のそれが当てられた。
「初めてだから優しくしたかったのに、茜さんが煽るのが悪いんだよ」
霧崎の両手で腰を捕まれ、そのまま強引に私の中に霧崎のモノがねじ込まれた。
指じゃ届かなかった一番置くまで押しつぶされ、イッたばかりなのにまた絶頂して潮を吹いた。
「茜さんの中、熱くてふわふわしてて腰止まんない…」
奥を付かれ、カリで肉壁を擦られ何度甘イキしても許してもらえなかった。
それどころか、ときおりクリトリスや乳首も弄られて無意識に身体が逃げるとお尻を軽く叩かれた。
「んっ!叩くのやだ…」
「でも茜さん叩く中凄いうねって喜んでるよ、もしかしてMなの?」
「Mじゃないッ……」
本当は叩かれているのも気持ちいいになっているのを分かってる。
分かってるから恥ずかしくて顔が赤くなった。
「ごめん、茜さん。もうイキそう…」
「ん、いいよ…」
「背中、かけるね…」
霧島のソレがずるりと抜けて私の背中に熱いものがかけられて、浴室の中に男の人の匂いが充満する。
私の身体はもうくたくたでその場に崩れ落ちた。
「大丈夫茜さん!?」
「…綺麗に洗って着替えさせてくれる?」
「勿論!」
*****
「ねぇ、霧崎はなんで私のこと好きだったの」
風呂で優しく洗われた私はスキンケア、ヘアケアまでばっちり整えられて霧崎のベッドで寝ていた。
動けないので丸まっている私を嬉しそうに撫でながら見下ろす霧崎に問いかける。
「覚えてない?受験のとき、僕のシャーペン拾ってくれたからかな。自分も緊張してるのに、「これ落ちてないよ!」って言ってくれたのが嬉しくて」
「…全然覚えてない」
「入学してからだって、見た目派手だけどやっぱり他人には優しいし仕事は丁寧だしそういう所も全部好き。…だから嘘告はびっくりしたけど」
「ごめんて!」
がばっと起き上がって謝罪をするが、やはり腰が痛くて倒れ込んだ。
そんな私に霧崎は微笑みかけて額にキスをした。
「これからいっぱい好きにさせるから大丈夫だよ」
そのとき、ちょうど注文していたフードが届いたのかインターホンが鳴った。
霧崎は「取ってくるね」と立ち上がり、私の髪にキスをしてから玄関に向かう。
彼の私が好きだと伝わってくる動作の一つ一つにときめいている事実に、私は枕に顔を埋めた。
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