罰ゲームで地味男に告白、彼は私が好きで私も彼の素顔にときめいちゃって… (ページ 2)

「ごめん、驚かせたね?外から声かけたんだけど僕も寒くてさ」
「そ、そうだよね!ごめん、待たせて」
「気にしないでいいよ、二人入れるし」

霧島はお湯が出続けるシャワーを拾い上げると自分にかけ始める。
うっすら鳥肌が立つ彼の腕を見ると申し訳無さで出るに出れなかった。

「あー…気持ちいい…」

ひとしきりお湯を浴びた霧島は手にはめていた髪ゴムで髪の毛を一つにまとめた。

「えっ!?」

初めて見る霧島の素顔に驚いて口に手を当てた。
形の良い眉毛、切れ長の瞳、とおった鼻筋。
霧島の素顔は今まで見たこと無いくらいイケメンだった。

「え、え、え!?霧島くんってそんな顔してたの!?」
「そうだけど、何か変だった…?」
「全然変じゃない…」

むしろかっこいい、そう言いかけたとき。
ふいに霧崎に両手を捕まれ壁に押し付けられ彼の口で私の口を塞がれた。
 
霧崎の柔らかい唇が何度も私の唇を啄む。
くすぐったくて口を少しだけ開くと、霧崎は私の口の中に舌をねじ込んだ。
両手が抑えられて抵抗も出来ないまま、私は口の中を犯され訳のわらかないまま頭がぼーっとしてくる。

「キス、初めてだったんだけどどうだった?」
「初めて…?」

しばらくして、ようやく満足したのか霧崎の顔が離れた。
彼の顔も赤く色づいていて興奮していることが伝わってきて心臓がきゅんと鳴った。

「ごめん、本当はもう少ししてからと思ったんだけど。うちでシャワー浴びてるの考えたら我慢できなくて…」

霧崎の手が私のお腹を撫でる。
それだけなのに子宮の奥がきゅーっと熱くなってくる。
彼に気持ちを告げたのだって全部嘘だったはずなのに。
 
「ごめん、霧崎くん!私、本当は罰ゲームで告白したの…!」

ついに抑えきれなくなった気持ちが溢れ出て大きな声で叫んだ。
霧崎は傷ついているだろうか、きっと傷ついているに決まってる。
しかし、顔をあげて目の前にいたのはうっすらと笑いを浮かべた霧崎だった。

「全部知ってたよ。罰ゲームなのも、裏では呼び捨てにしたり、地味男とか呼んでたのも」
「えっ…じゃあなんで…」

霧崎の手はお腹からへそを通って足の間へと滑っていく。
太ももに垂れた私の愛液を指でなぞると、そのまま指は秘部へ行きクリトリスを撫でられる。

「ひゃっ…」
「それでも僕は茜さんのこと好きだったから、茜さんはどう?嫌だったらすぐやめるから拒んで」

ちゅぷちゅぷとわざと音を立てて入り口を指先で撫でられる。
何度も首筋や頬にキスをされて心臓がどきどきして何も考えられなくなる。

「私…、んッ…。霧崎のこと、嫌じゃない。かも…」
「本当?…じゃあ好きになってもらえるように沢山気持ちよくするから…」

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