既婚者と不倫関係にあるけれど、いつ終わるかわからない幸せを感じたい (ページ 2)

「はっ…んぅっ…」

灯りもつけずに、寝室へとたどり着いた私たちはすぐに唇を重ねた。
晃司さんの手は私の服を脱がし始めて、床を散らかしていく。

「ふっ、ぅっ…あ、たばこ、の…ニオイ…」
「ん、ごめん…美沙ちゃんは苦手だったっけ?」
「だいじょぶ、です…晃司さんのニオイなら、なんでも好きれす、からっ…ぁっ…」

本当はすごく苦手。晃司さんに嫌われたくなくて、嘘をついた。
それすらも、本当はバレているのだろう。
でも、晃司さんは何も言わずにキスを続けてくれて、私に触れ続けてくれている。

「この服…この間買ってくれたやつだね」
「そうです…晃司さんが、きっと似合うって言ってくれたから…」

マフラーを外し、コートを脱がし、その下に着ていたニットのセーターを見て、晃司さんは手を止めた。
まじまじと見つめたあと、セーターの上から私の胸に触れる。

「うん、やっぱり美沙ちゃんに似合ってる」

そう言いながら、晃司さんはセーターの下に手を入れてきた。
大きいのにしなやかな晃司さんの手は、器用にブラのホックを外すと、素肌に直接触れてくる。

「んっ…!」

敏感なところに指先が来て、思わず声が高くなる。
ずれたブラの居心地が悪いけど、そんなのがどうでもよくなるくらい、晃司さんの指先に集中してしまう。

「あっ、あっ…晃司さんっ…だめ、それっ…あっ、んっ…」
「ふふ、そうだね。腰が引けるくらい気持ちいいんだ?」
「あうっ! んっ…ふっ、ぅうっ…」

晃司さんの指が胸の先へ触れる度に、勝手に内股を擦り合わせてしまう。
それでも晃司さんは、胸の先への愛撫をやめてくれない。
軽く弾いてみたり、優しく撫でてみたり、圧し潰してみたり。

「晃司さっ…私っ、それだけじゃっ…」
「足りないよね。こっちも触ってほしいんでしょ?」

晃司さんの手が、太ももに触れた。
そのままそれとなく押されて、ベッドへと倒れ込む。
スカートを捲られて、下着と同時にタイツを下ろされると、下半身が部屋の空気に触れて恥ずかしい気持ちが増していく。

「美沙ちゃん、すごい興奮してるんだね」

そう言いながら、晃司さんの指先が私の秘部に触れる。
ぬちゅり、という生々しい音に、思わず顔を隠してしまった。

「悪いことじゃないよ? こんなに感じてくれたなら、俺も嬉しいし」

ギシ、とベッドが軋む。晃司さんも乗り上げてきて、私の頭にキスを落としてくれた。
それから手を避けられて、額、耳、頬にキスをしてくる。
その間にも、晃司さんの手は私の秘部をぐちゃぐちゃにしていた。

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