リモート会議中のメンヘラ彼氏にエッチな刺激をしてみたら、私の方が興奮しちゃった (ページ 3)

「んんんっ…」

 咳込んだのか、よくわからない陽介の苦しそうな反応が、ますます萌香を過激にさせる。

 頬張ってさらに大きく膨れ上がったペニスが、いつもよりも硬さを感じるのは気のせいだろうか。

 萌香は夢中で亀頭を舐め回し、丁寧に舌を這わせた。

 陽介が必死で射精感と戦っていることが、はっきりと萌香に伝わっていた。太ももに力が入り、貧乏ゆすりのような動きで気を紛らわしている。

 挿れたくて仕方がないに違いないが、今は無理だとわかっているせいで余計に悶えてしまう。

 そんな陽介の下半身を弄ぶ萌香も、異常なほどに興奮していた。いやらしい体勢のまま気が付けばパンティーの中に手を入れ、自分の指先でクリトリスを刺激する。

 昨夜のシックスナインを思い出すと、勝手にスピードが上がりもう自分ではコントロールが出来ないのだ。

 (今、いつものように陽介にちゅーちゅーと舐められたら、どれだけ気持ちがいいのだろう。あっ、だめかも…。いっちゃいそう…)

 こんな姿を陽介に見られたら何を言われるかわからない。イク寸前で止めようと思いながら、何とかして陽介のペニスを挿れられないかと考え始める。

 我慢汁と唾液でぬるぬるのペニスがいよいよ暴発寸前になっていた。

「す、すみません、ちょっとトイレに行ってもいいでしょうか」

 陽介が画面越しに言っていた。萌香はずらしたパンティーを急いで戻し、机の下から顔を出した。

 イヤホンを外した陽介と目が合った。獰猛な男の眼差しだ。

「萌香も感じてるんでしょ」

 机の下から引きずり出され、机に上半身を伏せられる。

「もー、萌香のフェラのせいだよ」

「だって…」

「欲しいくせに、こんなに濡れて」

「あっ…、あぁっ…」

「こうして欲しいんだよね」

 陽介がぐりぐりっと後ろからペニスを押し込んだ。萌香の潤いは想像以上で、簡単に陽介のペニスを奥まで引き込んでしまった。

「あー、あーっ、あー」

「萌香のせいなんだから」

「だって…、あーん、あーっ」

 机がギシギシいうほど激しい挿入で、萌香の子宮はじんじんと痺れていた。頭の中まで熱くなっているようだ。

 丁度いい角度で下から陽介が突き上げる。腰を動かしながら、二人は絶頂のタイミングを合わせていく。

「あー萌香、凄い…」

「気持ちいい!あー、そこ、そこ、そこ!」

「もうイクよ」

「うっ、ぐっ」

「あぁー」

 萌香は大きな声を上げエクスタシーを迎えた。陽介もはぁはぁと息を上げ、必死で呼吸を整えている。

 理性を押さえられなかった二人は、このほんの数分の動物的な性行為の余韻に浸る余裕がない。

「やばいよ俺…」

 苦笑いを浮かべ、陽介が上半身の乱れを整え、水を一気に飲んで平静さを装った。

「すみません、戻りました」

 その声を放心状態で聞きながら、萌香も剥ぎ取られたパンティーを履きなおし落ち着きを取り戻す。

 どうしてこんなに発情したのかわからないけれど、リモート会議をこんな風に楽しむカップルはかなりいそうな気がする。

 たまにはこんな刺激があった方がいいのかもしれないけれど、すっきりしたはずの陽介の顔は、複雑な表情をしていた。

 そっと萌香が陽介の手を握る。

 結局、こうして陽介に振り回されている方がいいのかもしれない。甘えられて、求められる。それが今の萌香にとっては一番幸せなことなのだ

-FIN-

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