ゴミ出しでバッタリ会った、セックス依存症の年上女性にロックオンされました。

司法試験も終わり、後は運を天に任せるだけだ。

　空気の入れ替えとは言っても、貧乏アパートの窓の向こうは高級マンションのリビングの出窓。景色は…と思いきや、カーテンが開けっ放しで、中で女の人が後ろから壮年の男に激しく突かれているのが丸見え。

　やばっ、女の人と目が合った…なんていやらしい目で僕を見るんだろう。

　その衝撃で、僕はそのまま二人の絡みを見ながらムスコを慰めてしまったのだった。

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　早起きをした僕は、荒れ果てた部屋を掃除し、まんまると膨らんだゴミ袋を手に、アパートの3階から階段を降りた。

　僕のアパートの隣には、通路と練塀を挟んで高級低層マンションが建っていて、ゴミの集積場がウチの集積場と隣り合っていた。

「よいっしょ」

　重量の半端ないゴミ袋を放り出し、やれやれと腰を叩きながら顔を上げると、眼下にしゃがみ込む女性の姿が目に入った。

　部屋着だろうか、胸元がゆるゆるに開いていて、中の大きなオッパイが丸見えだし、しゃがんでいるスカートも腹巻きみたいに短くて、殆どパンティの先っちょが見えている。

　すると、女性が僕を見上げた。

「君、ここのアパートの子だよね。確かウチと寝室の窓が向かい合っている3階の角部屋の」

「え、あ、はぁ」

　立ち上がった女性は、スラリとしているのに胸も尻も大きくて、時折ネットでお世話になっていたAV女優さんのようにエロい。それに巻き髪も素敵で、小さな顔は…思わず僕は後退った。昨日のあの、激しいセックスの女の人だ！

「あらやだ、イヤリング落としちゃった」

「え、マジですか」

　すると大胆にも、女性は四つん這いになって集積所の周りを探し始めた。

　スカートが短すぎて、突き出されたヒップの奥が丸出しになる。というか、Tバックの心許ない布の量では、具が、アワビ様の具が、ほぼ丸見えだし、しかも濡れているのまでわかる。

　禁欲生活の長かった僕の鼻は、そこから醸し出される芳香なメスの匂いを嗅ぎ取っていた。ああ、ムスコが…。

「あった」

「よ、よかったっすね」

　すると、女性はするりと僕の股間を撫で上げてきた。

「うわっ」

「勃ってる。我慢してたのかな…ウチ、おいでよ。ケーキがあるの」

　ケーキは、あ、あなた自身なのでは…と陶酔した頭は一切の拒否権発動を停止した。

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