満足できないまま終わってしまった彼とのエッチ。すると、彼に何か飲まされて…

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満足できないまま終わってしまった彼とのエッチ。すると、彼に何か飲まされて… (ページ 1)

「あっ、あんっ、あんっ」

パン、パンと、激しい音がラブホテルの一室に響く。

目の前には大きな鏡があって、とろんとした顔で背後から責められている私の姿が、はっきりと映されている。

こういう風に、後ろから責められるのが好きだ。

その方が、彼のものを深く感じられるから。

「はあっ、あんっ、あっ、あっ!もっと!もっとぉ!」

「んっ…!」

「あっ…」

思わず表情が曇った。

すっごくいいところだったのに、私がイク前に彼が果ててしまったのだ。

絢斗はゆっくりと私の中からペニスを抜くと、ベッドにごろんと横になった。

「気持ちよかった?」

「うん、すごく」

本当は、もうちょっとたっぷり味わいたかったけれど、そんなこと言える訳がない。

ちょっと脚をもぞもぞしながらベッドに仰向けになると、絢斗は「ごめんね」と困ったように微笑んだ。

「美穂、まだイッてなかったでしょ?」

「え?そんなことないよ?」

「…優しいんだね」

絢斗が、私にキスをする。

いつもならチュッと触れあうくらいのキスなのに、その時は激しいディープキスだった。

「んっ…」

舌を絡められたと思ったら、何か小さなものが喉を伝って落ちていく。

小さな錠剤のようなものを飲まされてしまったらしい。

驚いて彼を見つめると、絢斗は今まで見たことがないような、妖艶な笑みを浮かべていた。

「大丈夫。怖いものじゃないよ。君を気持ち良くさせてくれるものだから」

そう言いながら、私の頬をそっと撫でた。

その直後、強烈な眠気に襲われて、私はゆっくりと夢の中に落ちていった。

*****

「んっ…」

目を開けると、ラブホテルの天井が目に映った。

でも、隣に絢斗の姿はない。

どれくらい眠っていたんだろうと時計を確認しようとした時だった。

「きゃっ!?」

脚を這う、ぬるりとした異質な感触に、私は思わず悲鳴を上げた。

慌てて確認すると、巨大なたこの脚のようなものが私の脚に絡みついている。

「な、何これ!?触手…!?」

必死で剥がそうとしても、ビクともしない。

悲鳴を上げている間にも、あちこちから触手が伸びて、私の手足に巻き付いていった。

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