声優志望の彼の声は七変化。それに振り回され、たまらなく感じてしまう私 (ページ 2)
雄大がむっちりとした麗華の太ももに吸いつきながら、円を描くようにお尻を撫でる。雄大の手は大きくて温かく、包み込まれるような感覚が気持ちいい。
だからリラックスしてしまうのか、感じるスピードが跳ね上がる。Tバックが股間に張り付いてクロッチ部分をずらしたいのだが、雄大の前でとてもできそうにない。
「恥ずかしい恰好をしようか」
「…しないとダメ?」
「したいでしょ」
雄大が麗華を四つん這いにさせた。とにかく、犬になったようなこのポーズが麗華は恥ずかしくてたまらない。お尻の穴まで見られているような、屈辱的な気分になる。
それなのに、雄大が与える快感が上回り、信じられないほどに感じてしまう。それを雄大は知っている。
「いやらしいなぁ、Tバックが喰い込んでるよ」
「あぁ、やめて…」
まるで意味のない細い紐の上を指で擦りつけ、割れ目に食い込むようにぎゅっと押し付ける。
「うっ…」
大量の愛液が溢れ出て、薄い布は雄大の指が動くたびに左右に偏ってしまい、直接秘部の入り口をこじ開けてしまう。
「はぁっ…、気持ちいい…」
「どう?」
「気持ちいい…」
そのままこりっとしたクリトリスに軽く指が触れる。
「あぁ、あー」
思わず麗華は枕に顔を埋め、お尻を余計に突き出した格好でおねだりをする。
「挿れて…、お願い…」
「何を?」
「指…、雄大くんの指」
雄大の指が秘唇を擦るたびに、麗華の腰まで震え始めていた。どうしてこんなに雄大の指が気持ちいいいのかわからない。
「しょうがないな」
ぶにゅっと太い人差し指がねじ込まれる。
「あぁん、あぁ、あぁ」
その指を逃がさないように、麗華の秘部が締まりをみせる。体も一瞬硬直したような、そんな快感が一気に全身を駆け巡る。雄大がリズムを刻んで中で指を動かすたびに、麗華はじっとしていられない。
「だめ…、あー、そこ、そこ、そこ」
「どう?指だけでいい?」
「いやだ…」
「もうイッちゃう?」
ぐちゅぐちゅ響くいやらしい音を聞きながら、指だけでイッてしまいそうな麗華の反応を見て、雄大が麗華をそっと仰向けにした。
「俺のパンツ脱がせてみて」
股間を膨らませた下着が我慢汁で湿っていた。麗華が一気に雄大のボクサーパンツをずらすと、ぷるっと勢いよく雄大のペニスが飛び出した。
雄大も麗華のTバックを剥ぎとり、ぎゅっと強く抱きしめる。
抱き合えば抱き合うほど密着感がしっくりきて、まだ挿入もしていないのになぜか腰を前後に動かす二人。
「したくてたまらない…」
雄大の声が色気を帯びていた。
「うん…」
そそり立ったペニスが麗華のべちょべちょの股間に当たっている。麗華も充分すぎるほどに潤っていた。
先っちょをゆっくり挿れられ、麗華が悶え始めた。
「あー、いい、もっと…」
ぎゅっと奥まで一気に突いてほしい麗華とは裏腹に、雄大は射精感を堪えるようゆっくりと慎重に進んでいく。
「動いちゃだめ」
そう言って唇をふさぎ麗華の動きを止めようとするが、無意識で体を揺する麗華のせいで、にゅるっとペニスが奥まで滑り込んでしまった。
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