昼下がりのマンションに響く背徳の声。欲望のままW不倫の沼に落ちていく私…。

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昼下がりのマンションに響く背徳の声。欲望のままW不倫の沼に落ちていく私…。 (ページ 1)

午前七時。

子供のころ遠足で高原に行った時、友達のお弁当のおかずがとても美味しそうに見えた。
専業主婦の里奈は中学生になる娘と旦那の弁当を作りながら、そんなことをふと思い出していた。

午前八時。
娘と旦那を送り出し、洗濯機をまわす。
朝食の食器を洗って、天気もいいから布団も干して…。

いつものルーティンを考えていると携帯が鳴った。

メールだ。

表示された女性の名前。
『今日外回りになったから、お昼に行ってもいい?』

本文を見た瞬間、里奈の下半身がうずいた。

女性の名前は登録名を変えただけ。
本当は同じマンションに住むママ友の旦那、拓真からのメールだった。

『待ってます♡着いたら連絡してね』

メールを返信し、布団を干すのは明日にしよう、と里奈は思った。

午後一時。
再び拓真からメールがくる。

『下に着いたよ。今から行くね』
「鍵開けとくね。誰にも見られないようにね!』

しばらくすると、里奈の家の玄関が開いた。

「や、お待たせ」
長身にスラっとしたシルエット。ビジネススーツが良く似合う男性。拓真だ。

「大丈夫?見られなかった?」
155cmの里奈は拓真を見上げて言った。

拓真は指でOKサインをし、少しかがんで里奈にキスをした。
一度の軽いキス。

それからまたすぐに口を付け、お互いに舌を絡め合う。
舌同士、上クチビル、下クチビル…。すべてを激しく舐め合った。

5分はそうしていただろうか、徐々に呼吸は荒くなる。
里奈は拓真に抱きしめられながら、下半身に強く当たるものを感じていた。

口を離すと、もはやどちらのものかわからない唾液が糸を引いた。

「シャワー浴びる?」
「いや、もう我慢できないよ」

拓真は言いながらシュッと音を立てて、ネクタイを外した。

里奈と旦那の寝室に向かうと、抱きしめ合いながらベッドに倒れこむ。

拓真はジャケットを脱ぎ、床に放る。
ワイシャツのボタンも外すと拓真のセクシーな胸元が見えた。

里奈はこの瞬間が好きだった。

『ああ…。何で人のものは、こんなに美味しそうなんだろう…』

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