彼氏がいるのに他の男にときめいてしまって…でもこの気持ちは抑えきれそうにない… (ページ 2)
「はぁ、ふぅ…んっ、ん…んぁ、はぁ…」
「あー、鈴花ちゃんかわいー…キス好きなんだ?」
「ん、あぁ…そんな…んっ」
なかなか唇を離してくれない彼。
すると遠くの方から足音が聞こえた。
ビクッと肩を強張らせると彼の唇が少し離れた。
「…こっち、きて…」
腕を掴まれ押し込まれたのは個室のトイレ、しかも男性用。
「ちょっと、なにす…」
「しっ…バレたら嫌でしょ?」
私の口を手で塞ぎ人差し指で静かに、の仕草をする彼。
黙っていると男性トイレに誰かが入ってきた様子。
用を足しているであろう時に、急に彼がお尻を撫でてきた。
「なにすんのよ…」
「ん? だって密着してたらその気になっちゃうでしょ。さっきの続き…したいし」
熱い吐息で囁かれて、不覚にも心臓が跳ねそうだった。
でもここは男子トイレ。
何かするわけにもいかず。
そうしているうちに、男性は出て行った。
「行ったみたい…」
「そう…だね。じゃあ…」
出て行こうとした私の腕を彼が掴み引き戻される。
「な、に…」
「この後、店の前で集合ね」
抱き締めながら耳元で囁かれて、顔が熱くなった。
彼氏がいるのに、という考えが頭に過ぎったけれどそれをかき消すような彼のキスに思考が止まった。
*****
その後、うまくみんなに言い訳して出てきた私は店の前で彼と合流しラブホテルに向かった。
部屋の玄関を締めた途端に、壁に抑えつけられて激しいキスをされる。
「う、ん…んっ、はぁ…んっ! ん…ぁ、ん…」
「…鈴花ちゃん、ほんとキス弱いね、ちゅっ、ん…」
「あ、ん…そ、な…んんっ」
正直、立ってるもの辛いくらい腰から下が痺れてる。
キスでこんな風になるのは初めてだった。
「膝、震えてるね…ちゅ、ん、ちゅう…支えてあげる」
「んっ!」
グッと脚の間に太腿を入れてきて、彼の膝がちょうどアソコを刺激する。
グリグリと押し付けられてジンジンと熱を帯びてくるのが分かった。
「あ…う、んっ…ん、やらぁ…」
「いや? ちゅっ、ならどうして欲しい? 触ってい?」
彼が太腿に触れると、ゆっくりと這い上がってくる。
そのゾクゾクした快感に私の体は早く触って欲しいと言わんばかりに反応する。
「んっ、あっ…はぁ、ん…さわって…」
「ちゅっ、ん…ははっ…かわいー…ここ? 気持ちい?」
ショーツの上からクリトリスをこね回される。
「あっ! んん、あ、ん…それ、ん…」
「これ? 気持ちいいね、濡れてる…ちゅっ」
既に準備万端の私のアソコはショーツからも愛液が染み出していて、彼はそのショーツをずらすと、愛液を指で掬った。
「ふあぁん、はぁ、ん…」
「すっごい…濡れ濡れだね。指入れるから痛かったら言って」
ぬるーっと彼の指がゆっくりと入ってくる。
「あー…あぁぁ…あぁ、ん」
待ちわびた快感に甘い声がとまらない。
彼がしゃがみ、指を出し入れしながらクリトリスを舐め始めた。
上から見下ろすとご奉仕されてる気分になって余計に高揚感が昂ぶった。
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