紳士な彼氏はまさかのドM！？久々に会った彼のSM趣味を知った私は… (ページ 2)

「ごめん、これは浮気とかじゃなくて…」
「うん、それは…わかってるよ。京介、SMプレイとかしたかったの？」
「う…うん、実は興味があって、忙しい時は里奈とこういうプレイするのを想像してストレス発散してたんだ…」
「へえ、ひとりで？」
「ひとりで…変態でごめん…」

いつでも穏やかな顔で笑ってる京介が、今日は顔を真っ赤にして視線をうろうろさせている。それがすごくかわいくて、背中にゾクゾクしたものが走る。

「ううん、久々に会ったし、一緒にエッチなこと、しちゃう…？」

コレ使って、ね？京介のおもちゃを手に持つと、ボンッと音がしそうなくらいに京介の顔は赤くなった。

「えっ…い、いいの…？」
「いいよ♡」

洗濯物をどかしてベッドに座り、どうぞ？と首を傾げる。京介は息を荒くしてのし掛かり、そのままベッドに押し倒された。手錠を手に取ったかと思うと「使って…」と囁かれる。

「え？」
「これで里奈に拘束されたい…ダメ？」
「ええっ！？」

そっち！？

私が拘束されるんだと思っていたから、驚いて京介を見る。いつも穏やかな瞳は恥ずかしそうに潤んでいて、でも息はとても荒くて必死でーかわいい。
いじめられると思っていたのに、京介をいじめるなんて…変態みたい。そう思うのに、いいかも、なんて興奮している自分がいた。

「いいよ？じゃあ京介が横になって？」
「う、うん…」

恥ずかしそうにベッドに転がる京介の脚に乗り上げる。手を取って、両手首にカチンと銀の手錠をかけた。ゴツゴツ骨ばって、程よく焼けている男らしい腕に銀色の拘束具がよく似合っている。
膝で股間の辺りをまさぐると、中心にあるペニスはもう硬く、大きく存在を主張していた。グリグリと刺激すると、京介の身体ごとピクンと跳ねる。

「っ…ンァッ…」
「ふふ、彼女に手錠かけられて気持ちよくなってるんだ？かーわいい。次はどうしたい？」
「な、舐めたい…！里奈の…！」
「んー？どこ？」

その場所の名前を言われて、カッと顔が熱くなる。京介が口にしたのは私の秘所の名前だった。普段そんなところ、口に出して呼ばれたこともなければもちろん舌で愛撫されたこともない。

京介はギラギラと欲に塗れた目で私を見ている。その目で見つめられるとドキドキして、何でも言うことを聞いてあげたくなっちゃう。普段「里奈、かわいいよ」ってとろけそうな声音で言われながら愛撫されるのとは違う、欲に塗れた表情。京介がこんな風に私を求めてくるなんて。

「うん、いいよ。いっぱい気持ちよくしてね」

シーツに座って後ろ手をつき、股を開く。秘所を見せつけるいやらしい格好だ。京介が興奮しているのを見て私も欲情しきり、ショーツの中は濡れているし、多分シミもできている。
普段なら恥ずかしくてすぐ脚を閉じてしまいそうな姿勢なのに、今日は興奮材料にしかならなかった。