クーラーが壊れた部屋でくつろいでいる私に欲情しちゃった彼と、真夏の汗だくえっち♡

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クーラーが壊れた部屋でくつろいでいる私に欲情しちゃった彼と、真夏の汗だくえっち♡ (ページ 1)

…暑い。

真夏のとある休日。
茹だるような暑さで目が覚めた私。

まだ眠い瞳を擦って、起き上がりクーラーのリモコンを確認すると、確かに電源は付いている。

それなのに、冷たい風が運ばれてこない、と言うことは…

そこまで考え、私は隣にいる彼氏を揺すり起こした。

「ねぇ、篤樹…クーラーつかないんだけど」

「ん〜…」

唸る彼を起こして、2人で点検してみるけどクーラーは相変わらずうんともすんとも言わず、沈黙を続けている。

結局、朝から労力を使った私たちは徐々に気温を上げていく室内で、すっかり汗だくになってしまった。

*****

「ええ…夕方になるんですか?」

そう、電話越しにボヤいたのは篤樹だ。

彼の会話を隣で麦茶をコップに注ぎながら聞いていた私も思わず声をあげそうになる。

夕方までこんな暑い部屋で過ごしていたら、熱中症か何かになってしまう!

かといって、休日の今日はお店はどこも一杯で明日からの平日を思うとなんとなく外出するのは気が引ける。

その後、篤樹の交渉の甲斐あってなるべく早くきてもらえることになったけど、明確な時間はわからないので自宅で待機する事に落ち着いた。

「それにしても、暑い」

こういう時、扇風機が家に無いのが悔やまれる。

そう思いながら、ひとまず窓を開けて少しでも部屋の温度を下げようと試みる。

流れ込んでくるのは涼しいような生ぬるい風だけど、締め切った部屋よりは少しだけマシなように思えた。

だけど、時間が進むにつれてどんどん上がっていく夏の気温。

どこかで貰ってきたうちわを仰ぎ涼を取るけど、どうしても額から流れる汗が止むことはない。

家だから、夏だからということを理由に緩いTシャツにショートパンツで過ごす私。

メンズサイズのダボっとしたTシャツの襟元から、あごを伝った汗が胸元へ滑り込んでいく感触が何とも心地悪い。

「あっつい…!」

叫びにも似た語気で本日何度目かの言葉を漏らし、緩い襟元を伸ばして、団扇の風を衣服の中へ送った。

その時…ソファーに座る私の顔に突然影が差した。

「篤樹…?」

隣に座っていたはずの彼が私の背後の背もたれに両手を付いて覆いかぶさる様な体勢で私を見下ろしている。

「どうしたの?」

そういって彼の顔を覗き込んだ。

瞬間…

「きゃっ…!」

彼の舌が私の輪郭をじっくりと味わう様に舐め上げてくる。

私は思わず嬌声を上げてしまった。

「な…な…っ!」

彼の突然の行動に頭が付いていかなくて、言葉にならない声を出す私。

そんな私の表情を姿を間近で見つめてくる篤樹。

彼も私と同じ様に、汗に塗れて身に付けているシャツは汗を吸ってほんのりと色を変えてしまっている。

影になって上手く見えない彼の顔も、頬は上気して熱っていて夏の室内の暑さを物語っていた。

だけど、ちらりと見える彼の瞳はどこか険しく、獲物を狩る動物の様な鋭さが垣間見えて…

私は、知らず知らずのうちにゴク…と喉を鳴らしてしまっていた。

それが合図と言わんばかりに彼の顔が私の首筋に埋め込まれ、彼の熱い舌が私の首筋を何度も何度も汗の跡をなぞる様に這わされた。

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