個室露天風呂付きの旅館に彼氏とお泊りすることになり、露天風呂の中で彼とイチャイチャするお話 (ページ 2)

「紗倉、こっち向いて」

「ふ、ぁ?…ンッ、」

深く口づけられ、ゆっくり唇が離れる。互いの唇を繋ぐ銀糸がぷつりと途切れて、熱に浮かされたような彼の瞳がこちらを向いていた。きっと私も、同じ瞳をしている。

「んぁ…ッッ!きゃぅう…!」

私の弱いところを的確に攻められて、小さく悲鳴のような喘ぎがこぼれる。私の身体が快感を求めて、腰が動いて水面が揺れた。

「ね、このままだと紗倉のぼせちゃうからお布団、いく?」

「ぁ…やぁ…」

「やだ?」

突如手を止めてそんなことを言うものだから、泣きそうになりながら制止する。

「こ、こで…ちゃんとイかせて…っ、そしたら…お布団行くから…ッぁあ!!」

「可愛い、紗倉。イったらお水飲んで、お布団行こうね」

そしたら俺と仲良ししよ?そう耳元で言われて、奥を指でいじられた私はたまらずに達した。

「ーーッ!!!…は、ぁ…っ」

とろりとろりとお湯の中に蜜が溢れる羞恥が私を煽る。

「大丈夫?」

そう言う健人に私はもたれかかりながら答えた。

「お布団、連れてって…はやく」

深く繋がれる夜に期待して、また蜜が溢れた。

-FIN-

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