友人カップルの浮気騒動に巻き込まれ、友人の彼氏の超絶テクにイかされまくっちゃう私 (ページ 5)
「え?だから浮気なんかしてないってば。ああ、可愛いよ。世界で一番可愛い。愛してるのはお前だけだってば」
悠介の声で目が覚めた。
時刻は午前0時過ぎ。
悠介は素っ裸でうろうろしながら、電話で話をしている。
「…栞ちゃんと飲んでた。エッチ?するわけないだろ。馬鹿だなあ。…わかった。今すぐ迎えに行く。あ…ちょっと待て。30分したら出る。いや、栞ちゃんのパソコンの調子が悪いらしくってさ。飲んでたら見てあげるのすっかり忘れてて…。じゃあな」
「迎えに行くんだ。別れるんじゃなかったの?」
好きだって言われたのを、本気にしてた。
「栞…起きてたんだ。ごめん、でも別れるなんて言ってない」
なんだ。結局、ヤリチンとヤっちゃっただけか。
「あの子が今日何してたか知ってる?」
「予想はつくけど。あいつは自分が一番可愛くてモテてないとすぐ不安になるから、俺の浮気を疑い始めると、いろいろやらかす。だから、放っておけないんだ」
「わかった。じゃあ早く行ってあげなよ。それからここにはもう二度と来ないで」
「そんなこと言わないでくれよ。栞のこと大好きなのは嘘じゃないんだ。優しいし、料理上手いし、超絶エロいし。で、栞を満足させられる男は俺ぐらいしかいないと思うんだけど。とりあえず、あと30分あるからもう1回しよ」
「悠介のクソ馬鹿ヤリチン! あんたなんか大っ…」
ぎゅっと抱きしめられて、キスで口を塞がれ、髪を撫でられて、すべてが馬鹿馬鹿しくなって、大嫌いなのか大好きなのかもわからなくなって、私はゆっくりと目を閉じる。
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