失恋した私は、バーでヤケ酒。すると素敵な紳士に声を掛けられて…!? (ページ 2)
祐介がスイッチを入れた途端、ビィィィイイイン…と凶暴な音が部屋に響いた。
「使ったことある?これ」
「ううん…ない」
胸がドキドキする。
あんな激しいものを使ったらどうなるんだろうって、ちょっと怖いけれど期待している自分がいる。
祐介は妖艶な笑みを浮かべながら、電マをゆっくりと私の乳首に近づけた。
「ふあああっ!」
ぐりぐりと乳首を押さえつけた後、そのままゆっくりとお腹へ。
そしてお腹から、あそこへ…。
「あっ!ああっ!あああああああああああああ!」
想像以上の刺激だった。
乳首にされた時もすごかったけれど、クリトリスに直接押し当てられると、それだけで激しくイッてしまった。
でも、私がイッても、祐介はやめてくれなかった。
ビクビクと震える私の体を押さえつけ、電マを押し当てたまま、腰を動かした。
「はっ!ああっ!あん!いやっ!あああっ!」
「気持ちいい…?」
「だめっ!おかしくなっちゃう!おかしくなっちゃ…ああああっ!!」
気持ちよすぎて怖い。
ずっとイキっぱなしみたいな状態で、このままじゃ自分が本当におかしくなるんじゃないかって怖かった。
「聡美!聡美…!」
「祐介…!あああっ!」
やがて、彼は私の中で果てた。
電マの音が止む。
彼は肩で息をしながら、私の隣に倒れ込んだ。
「気持ちよかった?」
「ええ」
彼は、嬉しそうに私の額にキスをしてくれた。
翌朝、私は眠っている彼に声を掛けず、一人で部屋を出た。
それ以来、彼とは会っていない。
連絡先も交換していないから、この先会うこともないだろう。
でも、もしどこかでまた巡り会えたら。
そんな奇跡が起こればいいなって、心のどこかで願っている。
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