かっこ良すぎる社内の推しに迫られて、気付けば美味しくいただかれちゃいました…♡
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かっこ良すぎる社内の推しに迫られて、気付けば美味しくいただかれちゃいました…♡ (ページ 1)
「はぁ、今日もかっこいいな…環くん」
「こらこら、そんなに見たら変に思われるよ」
「そうだけど…でも本当にかっこいいんだもん。はぁ…癒される〜!」
そう言って、またうっとりと溜息を吐く。
私には、社内に推しがいる。
彼の名前は環くん。
一応同期入社ではあるけど、部署が違うので滅多に話したりする事はない。
そんな私にとって、唯一推しと遭遇出来るのが、お昼休憩のこの時間。
挨拶したりする様な仲では無いけど、遠巻きにでも彼を見つめる事が出来るこの時間が私にとっては至福のひと時になっている。
社内にも隠れファンが多く、抜け駆け禁止とまで言われている程に人気がある彼。
平凡な私が付き合いたいなんて言うのは、何となく気が引けてしまう。
だから、私も隠れファンの1人として、彼をこれからも推し続けよう!
…と、思っていたのに。
*****
私は今その推しと資料室に閉じ込められていて、しかも何故か彼に机に押し倒されている。
「環くん…!?」
緊張と混乱で頭も体も上手く働かない。
でも、頬に這わされる彼の手を払いのける事なんて私には出来なくて、上擦った声で彼の名前を呼ぶ。
すると、彼は整った顔を更に近づけて瞳を細めて私を見つめてきた。
「あまねさん、まだ社内に人居るかも知れないから…静かにしないと…バレちゃうよ?」
そう言って彼は、今度こそ私に口付けを落とした。
薄い彼の唇が、最初はちゅ…ちゅ…っと優しく触れ、次第に深くじっくりとしたキスに変わる。
舌が差し込まれ、根本から絡め取られる頃には私の体から力が抜けて、資料室の机がギィ…っと音を立てた。
ちゅぷ…ちゅく、ちゅく…ちゅ…ちゅ…
舌と舌が絡まり、擦り合わさる度に小さな水音が静かな室内に響く。
密着しているせいか、すれ違った時に香った彼の匂いがより濃く嗅覚を刺激する。
あんなに遠かった彼の匂いが、こんなに近くで…そう思っただけで私の体の芯は更に熱を帯びてしまった。
「は…っふ…んんっ…ん…っん、んん…っ」
優しくも深く、深く口内を愛撫され、すっかり蕩け切った私の体。
押し倒された衝動で乱れたスカートの隙間から、彼の大きな手が差し込まれる。
「ひ…ぁんっ…ん…んぅ…ん…んん」
どうしよう、と頭の中は混乱でいっぱいでせめてもの抵抗で彼の腕をやんわりと手で押し返してみる。
だけど、彼の腕はそんな微々たる力じゃびくともせずに、そのまま彼の手は私の下着の中にするり…と差し込まれてしまった。
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