契約結婚のはずだったのに、互いに惹かれ合い、優しく交わる初めての夜 (ページ 4)
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「佳奈子さん、もう限界です…。入れてもいいですか?」
「は…い…」
直紀さんのモノが秘部の入り口に当たる。
「あっ、少し…怖いです…」
「痛かったらすぐやめますから」
優しく、ゆっくり中に入ってくる。
「んっ、あんっ、あぁ…」
「痛い…ですか?」
「いえ…、んぁ、だい…じょうぶ…です」
初めてなのに、好きな人としているからか、濡れているからか、痛みは感じなかった。
全部入っても、直紀さんは激しく動かず、優しくしてくれる。
「佳奈子さんの中、すごく気持ちいいです…。あっ、動いたらすぐいきそうです…」
「直紀さん。んっ、もう…、我慢しないで…ください…。あっ!」
「はぁ、はぁ、じゃあ、動きます…!」
彼の腰が激しく動く。ぐちゅぐちゅと交わる音が響く。
「あぁ!あんっ!だめぇ、気持ちいいっ…!」
「あっ、佳奈子さん…!はぁっ!僕の方が…もっと前から、好きでした…!」
「んんっ!直紀さん…。あっ、んふっ…あんっ!」
気持ちよさのあまり、彼の背中に回していた手に力が入ってしまう。
「あぁ、んあっ、はぁ、はぁ…」
「佳奈子さん…、中ヒクヒクしてますね」
「んんっ、言わないで…!初めて…なのに、こんなに感じちゃう…!!」
「僕は…、うあっ、嬉しいです…」
「もう…だめぇ。中…、気持ちいい!!」
「うっ、くっ…。もう…出ます…っ」
「はぁ、はぁ、あんっ。私も…!あっ、あん!!いっ…ちゃう…!」
強い快感が襲ってきて、また直紀さんにしがみついてしまう。
「くっ、佳奈子さん…!!」
そのままキスをしながら直紀さんが中で果てるのを感じた。
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「佳奈子さん」
そう呼ばれ、ふと目を覚ました。
「あっ、寝てしまっていました」
時計を見るとまだ真夜中の3時だった。
「寒くないですか?」
まだ2人とも裸のままで、抱き合う。
「直紀さん、いつから私のこと…」
「一緒に暮らし始めたときからです。食事も家事もしっかりしてくれて、その姿に惚れていました」
そんなに前から…。私は嫉妬から自分の気持ちに気づいたというのに…。
「嬉しいです…。私も、直紀さんの真面目で優しい姿にいつのまにか惹かれていました」
微笑み合いながらキスをする。
「これからが本当の新婚生活ですね。これからもっと医師として頑張ります」
「そうですね。妻として支えていけるように私も頑張ります」
こうして私たちは、結婚して初めて同じベッドで眠った。
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