他の男に調教されていた元妻を忘れられない俺に、SMサイト経由で貸出調教の依頼が… (ページ 5)
頬を上気させ、恍惚とした表情を浮かべる千夏の唇に口づけ、うっすらとピンク色になった尻を優しく撫でる。
「ずっと、亮平にこういうふうに、されたかったの」
「…なんで、もっと早く言わなかったんだよ」
2年前に千夏にそんなことを言われたら、どんな反応をしたのか、想像もつかない。
千夏は完璧な妻で、すべてが上手くいっていて、千夏が欲しいものなんて何も見えていなかった。
「亮平を失いたくなくて…でも、そう思えば思うほど空回りして、誰かに罰してもらわないとおかしくなりそうだった」
千夏が望むような罰を2年前に与えることができたのか?
縄でいやらしく強調された千夏の乳首にローションを馴染ませ、振動するローター
を当てる。
「あっ…だめっ…」
もう片方の乳首を音を立てて吸い、甘噛みしながら、指を千夏のぬかるみに滑り込ませる。
「あっ…いやっ…あっ…」
濡れた指でクリトリスを捏ねると、硬く芯を持って勃ち上がり、千夏は腰を震わせる。
千夏を他の男に貸し出すなんて、考えたこともなかったし、今でも考えられない。
ローションを手に取り、指に馴染ませて、千夏のアナルを解し、ローターを挿入する。
「あっ…やっ…そこだめ…ああっ…だめっ…」
千夏の足元に跪き、クリトリスの包皮をめくり、突起を吸い上げ、両手で両乳首を弄ぶ。
「あっ…そんなことされたら、イっちゃう…ああっ…イくっ…あぁあああっ…だめっ…またイくっ…ああっ…」
千夏の背後に回り、腰を掴んで、一気にペニスを挿し貫く。
「あぁあああっ…だめっ…そんな…きつい…あっ…あっ…イくっ…ああっ…」
きつく収縮しながら絡みついてくる千夏の深部に、深くペニスを突き立てながら、どうしても千夏を独占したい欲望に駆られ、千夏の首筋を思い切り噛んだ。
「ああっ…もっと強く…消えない印をつけて…」
千夏が誰のものであろうと、もうどうでもよかった。
今ここにいる千夏がすべてで、あとのことは考えない。
明日からはまた、千夏の影を追って生きていくまでだ。
身体の底から際限なく湧き上がってくる欲望に歯止めが利かなくなって、狂ったように腰を打ちつけながら、更に強く千夏の首筋に歯を立てる。
俺のペニスを離すまいと締めつけてくる千夏の絶え間ない収縮に抗えず、爆ぜ、脈打つ欲望のすべてを千夏の中で解放する。
*****
千夏の手枷を外し、汗ばんだ身体を抱き締めた。
「跡つけちゃって、ごめん。千夏のパートナーに悪いことをした」
「ううん、そんな人いないから大丈夫。亮平のことだからああでもしないと会ってくれないかなと思って」
すべてを見透かされていた。
千夏から直接連絡があったら、おそらく会ってはいなかった。
「亮平にお願いがあるの」
色素の薄い瞳にじっと見つめられ、身動きができなくなる。
「私を許さないで。一生憎んでもいいから、許さないでほしい」
2年間止まっていた時間が今、ゆっくりと動き始める。
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