ずっと妄想していた甘くて刺激的なマッサージAVごっこが、私の羞恥心に刺さりました。 (ページ 3)
ぺろぺろと舌で愛液をすくうように春樹から一定のリズムで刺激を与えられ、夏美は簡単に絶頂を迎えそうになっていた。
「春樹、だめ、そんなの…、あぁ、いっちゃう、いっちゃうよ」
「じゃあ、やめるよ」
くすっと笑う春樹の股間も、暴発しそうなほど硬くなっていた。そっと脱ぎ捨てたボクサーパンツの下でずっと熱を放出していたのだ。夏美に当たるそのモノは、いやらしくそそり立っていて、その景色が夏美の羞恥心を狂わせた。
「お願い…、早く…、あぁ…、欲しい」
「まだでしょ。まだ全身マッサージしてないじゃん、ほらテレビもまだまだ」
なだめるように夏美にキスをして、春樹はそのまま舌先を乳首までずらすと、つんつんと弾き始めた。あっという間に快感の波が再び夏美に押し寄せる。
腹部には春樹の我慢汁を感じ、くすぐったさを倍増させていた。
「指、入れて欲しい?」
「うん」
春樹の細くて長い指がぬるっと夏美の中に入ってきた。
「すごい!あぁ…、気持ちいい!」
ひくひくと春樹の指を締め付けるたびに、下腹部に生温かいマグマを感じる。我慢できずに腰を振る夏美の昂ぶりに、春樹は執拗に奥のほうで指をかき回す。
「すごいよ、ほんと気持ちよさそうなんだけど」
「そこ、そこ、あぁぁ、もうお願い」
一度目のオーガズムに襲われ全身をよじらせる夏美に、春樹が覆いかぶさった。
「入れるよ」
耳元で囁き、耳たぶを甘噛みされると、夏美は喘ぎ声でしか返事が出来ない。
「ううっ、凄い」
ついに春樹が夏美の中に入った。
「わっ、すぐいきそう」
「あー、あぁーダメ、ダメ」
夏美をぎゅっと強く抱きしめると、春樹は動きを止めた。ところが、春樹のペニスが夏美の中でむくむくと雄叫びを上げているようで、その数十秒でさえじっとしていられない。
思わず腰を浮かせる夏美に、春樹が何度もキスをして落ち着かせる。
「なんか興奮するよ」
春樹の表情は真剣だった。そのまま夏美の上体を起こすと対面座位で夏美を抱きしめる。
「ほんとにもうダメ、ダメ、ダメだって」
密着度が高まる分、頭の中が真っ白になるほどのエクスタシーが襲っていた。今まで一人エッチで果てるのは、まさにこのシーン。この瞬間を待ちわびていたのだ。
「イクよ、あー、」
「私も、いっちゃう、いく、いくー」
夏美のお腹に大量のザーメンが放出された。ティッシュも取れないほど全身で呼吸をする夏美を春樹がのぞき込む。テレビの画面ではやっと結ばれる瞬間だった。
「大丈夫?」
「うん」
「なんか、凄かったね」
「…うん」
そう言って春樹はティッシュで後片付けを始めた。
「くすぐったい」
「まだ興奮してるの?」
彼は笑って夏美の両腕を上にあげた。
「縛っていい?」
「え?」
「今度は俺の好きなパターンで」
ソファに置かれたネクタイを慌てて取りに行き、春樹は夏美の両手首を縛った。
「第二ラウンドね」
甘く長い二人の際限のない夜は止められそうにない。
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