執着系幼馴染に危機感感じて逃げ出したのに、あっさり捕まってしまいました♡ (ページ 2)

まだ見慣れない天井を背景に朝陽の顔が真上に見える。

逆光になっているせいか、彼の表情が今ひとつ窺えない。

だけど、身動ぎの隙に見えた朝陽は、何となく笑っているみたいだった。

「朝陽…?あの…何…ちょっと、どいて欲しいんだけど」

思わずして、怯えた声が出た。

幼馴染で、よく知る存在の朝陽がなんだか別人のように思えて、少し怖い。

「駄目、もう逃さないから」

「なんの話…?もし、引っ越しのこと言わなくて怒ってるなら、それは悪かったけど…でも…」

「その事では、怒ってない。寧ろ俺的にはラッキーだからさ。やっと、2人きりになれたし」

2人きりになれた…?どういうこと…?

朝陽の言葉の意味が、わからない…だけど、意味を知ったら戻れない…そんな気がする。

完全に、頭がパニック状態の私を尻目に、朝陽の顔が近づいてくる。

…ち、近い。

今にも触れてしまいそうな程の至近距離で、彼は今度こそ唇に笑みを浮かべて囁いた。

「ごめん、もう我慢できない。抱かせて」

自分でも驚いて、目を見開くのがわかった。

抱く…抱くって、なんで…私達そんな間柄じゃないはず…

「朝陽、ちょ…ちょっと待って…っんぅ…!」

彼の意味を理解した途端、抵抗を阻むかの様に唇を朝陽のモノで塞がれた。

抵抗する腕は、私のものより大きな手で簡単に床に縫い止められる。

「…んぅ、は…っ、ふ…ぁ…ん、ん…!んん〜っ!」

久しぶりのキスに息が苦しくて、体の力がどんどん抜けていく。

朝陽とのキスは初めてだけど、なんでこんなに気持ちいいんだろう、こんなキス…されたら、体がいう事聞かなくなっちゃう。

「…は、ぁ…っ…!あ…んぅ…」

ちゅぷ…ちゅ、ちゅ…ん、ちゅ…っ、ちゅぱ…っ

歯列をなぞり、根本から舌を絡められ、先端まで丁寧にちゅ、ちゅ〜…っと強弱をつけて吸い上げたり、舌の裏を丹念に舐め上げられたり。

もはや抵抗する気力もなくなるほど口内を責め立てられ、長い長い口付けだけで体が反応し、震え出した頃になって、ようやく唇を解放された。

唇に付着した唾液を丁寧に舐め取って、糸を引きながら離れていく朝陽の唇。

そのイヤらしい唇から目が離せなくて、唇がもっと、もっととせがむ様にはくはく、と動く。

…と、キスだけで敏感になった私の下腹部を大きな掌が、形を確かめる様に這ってくる。

「…っ、あ!や、ぁあんっ!」

ふくらはぎから徐々に上へ、太腿、脚の付け根を伝って中心に辿り着いたその手は、ぐっしょりと濡れた私の下着に手を差し込まれる。

そして、存在を主張する様にぷっくりと熟れたクリトリスを親指でぐり…ぐり、と押しつぶしてきた。

「きゃ、あぁああっ、あぅ…んぁ!あ…っ!」

長い長い口付けで敏感になった私のクリトリスを、ごつごつした太い指で円を描く様に捏ね回される。

ぐに、ぐに…こり、こり…くちゅ、くちゅ…っ

力強い指先から与えられる刺激は、身体中を一気に駆け巡り、私はそれだけで仰反り、喘ぎ声をあげてしまう。

「ひ…ぁ、あ…ぁあんっ!朝陽…朝陽…っ」

お尻が自然と持ち上がって、快楽を逃がそうと必死になる身体。

だけど、その動きを許さないとばかりに意地悪な指が追いかけてきて、逃げられない快感に襲われる。

「すっご…紬、えろすぎ…こんな敏感な体…誰に躾けられたの?」

私の生理的な涙の浮かぶ瞳と、朝陽のギラギラした視線が絡み合う。

「は…ぇ、何の話…っ」

「まぁ、いいけど。これから、俺好みに躾け直すし」

でも、やっぱり潰しとくべきだったかな…と、物騒な言葉を朝陽が呟いた気がした。

だけど、私の身体はそんな小さな言葉に気を配る余裕はなかった。

朝陽のもう片方の手が、いつの間にか剥き出しになった胸元に伸びて来て、隆起した乳首を摘み両側から擦り上げてきたのだ。

きゅむ…きゅ、きゅ…かり…かりかり…

親指と人差し指の腹で乳首を挟み込まれ、さらに時折先端を爪先で引っ掻かれれば、面白い程反応を見せる身体。

そんな私の反応に気を良くしたのか朝陽は、真っ赤な舌を私に見せつけながら、もう片方の乳首にしゃぶりついてきた。

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