久しぶりに後輩と会い、家にお邪魔して飲んでいるうちにお互い我慢できず…

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久しぶりに後輩と会い、家にお邪魔して飲んでいるうちにお互い我慢できず… (ページ 1)

「ここに来るのも、久しぶりだな」

弥奈は溜まった有給を消化する為に地元へ訪れていた。

とはいえ、何か用事があるわけでもなく、ブラブラと散策しているところだ。

「ん? あれは…」

見覚えのある後ろ姿を見つけて声をかける。

「おーい!祥太郎!」

振り返った彼は驚いた顔をしてこちらを見た。

「えっ!?弥奈さん!?なんでこんなところに?」

彼の名前は祥太郎。学生時代の後輩だ。

「有給消化でこっちに来たの。そっちは?仕事の帰り?」

「そうなんですよ。でも…まさかここで会うなんて思いませんでしたよ」

「私も同じ気持ちだよ。せっかくだし一緒にお茶しない?」

「いいですね。行きましょうか」

二人は近くの喫茶店に入った。

「それにしても、本当に久しぶりですよね。卒業以来だから3年ぶりくらいかな?」

「そうだね。祥太郎は今何やってるんだっけ?」

「俺は普通のサラリーマンですけど、まあ毎日大変ですよ」

祥太郎は苦笑いしながら言った。

「そっかぁ…ねえ、彼女とかいるの?」

「いや、それが仕事に忙しくて…弥奈さんは?」

「私もいないんだよ。出会いがなくてさぁ」

「俺達、同じ境遇ってことですか?」

「そういうことになるかもね」

それからしばらくお互いの仕事の話や近況報告などを話す。

三年ぶりの再会にも関わらず、二人の会話はとても弾み、気づけば夜も更けていた。

「もうこんな時間か…よかったらこの後、俺の家で飲みませんか?」

「いいの?じゃあ、お邪魔しようかな」

こうして二人は祥太郎の家に向かうことになった。

*****

「へえ、ここが祥太郎の家かぁ~。結構綺麗にしてるんだね」

「そうでもないですよ。適当に座っててください」

「わかった。ありがと」

弥奈はソファに腰掛ける。

「はい、どうぞ」

「ありがとう」

祥太郎がビールを差し出す。

「それじゃあ乾杯しましょ!」

「うん!かんぱーい!」

カチッという音と共にグラスを合わせる二人。

そして勢いよくビールを飲む。

「ぷはぁー!!やっぱり美味しい!!」

「本当、最高ですね!」

そのまま二人は缶を空け続けていく。

やがて酔いが回り始めてきた頃だった。

「なんだか暑くなってきちゃった…」

そう言って弥奈は手で自分を煽る仕草をする。

「確かにそうですね。少し、脱いだらどうですか?」

「そうだね。それじゃあ、ちょっと…」

弥奈は上に羽織っていたカーディガンを脱ぎ、白いブラウス一枚になった。

さらに、祥太郎に見せつけるように胸元を開く。

「弥奈さん…」

その姿を見て、祥太郎は思わず唾を飲み込む。

すると、彼女は妖艶な笑みを浮かべた。

「ねえ、まだ暑いからさ…ベッドに連れて行ってくれない?」

「…はい」

祥太郎は弥奈を抱きかかえて寝室へと向かう。

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