年上彼氏との溺愛セックスは気持ちよすぎていつも何度もイってしまいます (ページ 2)

「ふ、はん」

息継ぎのタイミングで思わず漏れた声は静かな部屋に溶けていく。

握ったはずのキスの主導権はすでに敏行さんに移行してしまった。

そのまま広いベッドに背中から倒れ込んだ敏行さんに胸から飛び込む。

しかしじゃれあいながらキスを交わすと、あっという間に身を反転させられてベッドに組み敷かれた。

侵入してきた分厚い舌を絡め、上顎を擦られるとお腹の奥がきゅんと疼いてしまう。

それだけでは飽きたらず、互いの舌を吸ったり、歯列をなぞられる。

やっと解放された唇は、敏行さんが太ももを撫でただけで吐息が漏れる。

離れた唇は、耳から首へと移ろい、そして鎖骨の少し下あたりに赤い花が咲いた。

「ここが見えるような服は着れないね」

「…あ、はん、や」

はだけたバスローブからこぼれた控えめな胸の飾りを、ぱきゅんと音を立てて吸われてしまい思わず腰が揺れてしまった。

「やっぱり夏海ちゃんはエッチだね」

「や、だぁ…言わないで」

けれどまだ秘所には触れてもらえなくて、自分でも好きになれない胸ばかりを責められる。

さっきみたいに片方の乳首を舌で優しく転がされて、もう片方は少し摘まれるように刺激されてしまう。

「ん、あ、うぁ」

「もっと声聞かせて」

ほとんど気崩れてしまったバスローブの前を解かれて、残すはショーツだけになってしまった。

その間に敏行さんの唇はどんどん下半身へと下がっていく。

下乳からお腹、脇腹を通って、いよいよかと思ったらそのまま太ももに口付けた。

「えっちな下着だね」

「ん、見て、ほしくて」

背伸びして買ったTバックは紐を結ぶデザインになっていて、腰骨に引っかかっている紐を解けば大事なところが全部見えてしまう。

多分もうクロッチ部分は色が変わってしまうくらい濡れてしまっているだろう。

それを知ってか知らずか、敏行さんの口づけはどんどん足先へと向かっていく。

そんなところまで触れられたのは始めてだ。

乳首をそれなりに愛撫して、ちょっと濡れたらクリトリスと蜜孔をほぐして挿入したら向こうが勝手に果てて終わり。

そんなセックスばっかりだった。

いよいよ足の指先をちゅっぱっと舐められて、私の顔を覗き込まれるとさすがに羞恥で顔が熱くなる。

「も、敏行さん、汚いから」

「全然。夏海ちゃんは頭のてっぺんから指の先までキレイだよ」

指を一本ずつ吸われると、それが全部終わったらどうなってしまうんだろう。

敏行さんのセックスはすごい。

多分もう何度も出来ないんだと思うんだけど、前戯でこれでもかってほどイかされて挿入されたときにはいつも蕩けてしまっている。

「さっきから腰がずっと揺れてるよ」

最後に右足の小指を舌で転がした敏行さんは、わざとそれを音を立ててから言った。

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