エッチな王様ゲームで彼を落とすつもりが、彼の目の前でオナニーさせられる羽目に…

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エッチな王様ゲームで彼を落とすつもりが、彼の目の前でオナニーさせられる羽目に… (ページ 1)

ぬはっ。

今日こそ翔を籠絡するのだ。

期間限定で同居中の翔には、毎晩エッチに虐められて、イかされているのに、セックスをするには至っていない。

私には、不倫中の彼氏がいて、その彼と別れるまで、翔は私とする気はないというのだ。
 
その人とは、もう別れるつもりではあるけど、そのことを翔にはまだ言えない事情があった。

つまり、膠着状態。

そこでっと。

私は考えた。

そういう時はエッチな王様ゲーム。

だって、王様の命令は絶対ですからね。

絶対ですよ、絶対。

逃がしません。

王様ゲームって、割り箸に番号と王様の印をつけて、王様になった人が番号を指定して、命令するんだったっけ。命令の内容は王様が決めたり、最初からつくっておいてくじを引いたりとケースバイケースだ。

参加者がふたりだけだったら、片方が王様で、片方が命令を受ける側になるってこと。

だったら、命令の内容だけをくじで引けばいいってことか。

みゃはっ。

鈴、冴えてるな。

あんまり長引いてもつまらなくなるし、というかセックスに持ち込むのが目的だから、命令は4つぐらいにしとこう。

紙片に、適当に考えた命令の内容を書き込んで折りたたみ、2枚だけ裏側に赤ボールペンで小さな印をつける。

細工はばっちりだ。

って、仕事中に何やってるんだろう。

時刻は午後4時15分。

さっさと仕事を片付けて今日も早く帰ろっと。

*****

「たっだいまー。あーお腹すいた」

「鈴、おかえり。ご飯できてるよ…って、今日はなんだかすっごく楽しそうだけど、なんかいいことあった?」

「べっ…別に。何もないけど」

「鈴、カレー好き? 俺のカレー絶品なんだぜ。ちょっと辛いかも知れないけど」

「私も辛いもの大好きだから、大丈夫」

早速、部屋着に着替えて、食卓についた。

翔の言う通り、翔のカレーはちゃんとしたスパイスで鶏肉を崩れるまで煮込んだインド風のカレーで、すごく美味しかった。

「あぁ、美味しかった。ごちそうさま」

「居候させてもらってるからね、このくらいはしないと」

「あぁ、でも…」

「なに?」

「ひりひりしちゃうかも…舌に辛さが残って…」

「はあ。鈴ってばもう、こんな早い時間から、そんなことしか考えてないんだから…男子高校生並み」

翔が家に来てからの私は、こんな時間どころか、朝からエッチなことしか考えていない。

「そ、そんなことないよ」

「俺が片付けしとくから、鈴はシャワー浴びてきて」

翔にそう言われると、これからのことを考えて、ゾクゾクしてしまう。

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